2024年1月30日火曜日

マチ針の代用にホチキス

 かなり前に不要になったギターソフトケースを解体した。ベルトは取り外して再利用。本体の大半は捨てたが、外側についていたファスナー式のポケットは本体の布ごと切り取り、こちらも長く保存してあった。

 実はポケットの大きさは260✕400、厚みが35。手持ちのノートPC、MacBook Proの大きさが220✕315で、ACアダプターやマウスの付属品を含め、ほどよく収まる。
 これまで旅行や入院時の移動にはノートPCを手製の布袋に入れていたが、耐衝撃に不安があった。ギターソフトケースは薄いクッション材で作られていて、PCケースとしては絶好の素材。リメイクして使うことにした。



 最大の問題は、本体をそっくりハサミで切り取った都合で、背面に裏布が丸見えになっていること。端部も切りっぱなしで、見栄えが非常に悪い。
 検討のすえ、裏布を全部ほどいて切り離し、裏返して表布を表側に出すことにした。端部は内側に折返し、全周をミシンでかがる。


 仮固定は当初マチ針を使ったが、布が固くて完全に固定できない。ふと閃いてホチキスで仮止めしてみたら、これがピタリ決まって格段に扱いやすくなった。
 大きな問題もなく、かがり縫いは簡単に終了。ホチキスをマチ針代わりにしたのは初めての試みだったが、思っていたより使える。厚い布やカバン生地のミシン加工には絶好の手法である。

2024年1月28日日曜日

電子ピアノを独習中

 昨年末に買った折りたたみ式の電子ピアノ、孫娘が遊びに来たときは好きに弾かせるが、本来は私が練習するために買ったもの。
 ピアノの経験は皆無に近いが、先日出した寒中見舞いに「なにか新しいことに挑戦したくて、電子ピアノを始めました」と決意のほどを記した。あえて他に宣言することで、逃げ場をなくそうという作戦。最近は週に2〜3回ペースでコツコツ練習に励んでいる。
「たとえ5分でも毎日弾くのがよい」との声も多いが、他にギター弾き語りの練習もあって、毎日は難しい。その代わり、一度始めると20〜30分は続く。

 50数年前に始めたギター弾き語りと同様、あくまで自己流の独学。時間や費用のこともあり、教室に通う予定はない。
 先生役はYouTubeに代表されるインターネットサイト。最初に運指の基本練習を左右の手それぞれでやり、こればかりでは飽きてしまうため、簡単な童謡を課題曲に決めている。


 最初の課題曲はネットでも勧めていた「チューリップ」。「ドレミソラ」の5つの音階だけで弾ける超初心者むきの曲。メロディはすでに暗譜していて、右手で簡単に弾ける。
 問題は左手による伴奏。コード表に従って和音でやるのが理想だが、いきなりは無理。そこで1小節の頭の1音だけを右手に合わせて弾く練習から始めた。これ以上ないほど簡単な両手弾きだが、やってみるとそれなりに聞けるから不思議。

 興に乗って和音のうちの2音を左手で弾く奏法にも挑戦。ときどきつまづくが、こちらもじょじょに形になりつつある。曲としては1音よりさらに格好がつく。
「チューリップ」の場合、伴奏で使う和音(コード)は「C、F、G」の3つだけ。それぞれ「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」で、今後は1小節の頭で3音を同時に弾いたり、1小節の中で3音を順に弾くアルペジオ奏法にも挑戦したい。

 やってみて気づいたが、こうした反復練習の過程は、50数年前に始めたギター弾き語りの経緯とよく似ている。
 ネットがまだない当時は、ラジオの深夜放送でやっていた「ギター弾き語り講座」が先生代わり。キャッスル&ゲイツの「おはなし」が最初の課題曲で、コードにGやFが入っている初心者には難曲。
 フォークブームに触発されて必死で練習したが、ここで「挫折のFコード」を克服したのが大きく、その後はコード弾きを苦にしなくなった。

 ギター弾き語りの場合はコード(和音)だけをギターで弾き、それを伴奏として自分の歌がメロディだった。ピアノ演奏の場合は左手が伴奏で、右手がメロディになる。(初級レベルの場合)
 中級以上になると、右手でもコードを弾く場合があるとか。まずは初級モードをモノにしなくては。

2024年1月24日水曜日

今年も寒中見舞い

 今年も寒中見舞いの時期になった。年賀状をやめて4年経つが、「やめます」宣言後も欠かさず年賀状をくださるありがたい方が数名いる。そのまま放置するのも失礼に思い、考えたすえに寒中見舞いという形式で返信することにした。
 寒中見舞いなら喪中の有無に関わらず送っても失礼にならず、相手に誠意も伝わる。

 形式は前年の代表的な画像を使い、近況を記したもので、従来の年賀状と大差ない。「2024」などの西暦は入れるが、「おめでとう」などの新春を祝う言葉は一切入れない。
 干支のたぐいも入れないが、寒中見舞いなので、雪だるまのフリーイラストは必ず入れる。


 昨日から作業を始め、今日までに宛名を除いてすべて作り終えた。
 印刷には100均のハガキ専用紙をずっと使ってきたが、添え書きのインクが乗らないという欠陥が発覚。今回は0.21mmのA4マット紙を切って印刷した。宛名を印刷する住所録には、上端に「郵便はがき」の文字を追加修正。
 30年くらい前にホームステイで知り合ったカナダの同年代女性へのカードも、同じ画像をやり繰りして作る。毎年欠かさずXmasカードを送ってくれるが、その返信のつもりでいる。
 以前は近況を英語変換するのに四苦八苦したが、最近はグーグル翻訳という便利な無料ソフトがあり、短時間でやれるようになった。
 郵送用の封筒は、0.128mmのA4マット紙に住所を印刷してレイアウトした自作。カッターで不要部分を切り、糊で貼って封筒にする。

 画像ソフトを駆使してひとつの作品を作り上げる過程は、かって手掛けていた建築デザイン業のプロセスを思い出させ、なかなか楽しい。
 年末という多忙な時期から外れているため、時間に追われず作業できるのもいい。新たな年中行事として定着しそうだ。

2024年1月20日土曜日

本修繕木製クリップ

 先日の本修繕ボランティアでのハナシ。昨年自作して図書館に寄付した木製大型クリップを絵本の補修に使おうとしたが、幅がわずかに足らず、やむを得ず目玉クリップで代用した。
 その後、係員のAさんから依頼されたノコを使った大掛かりな補修にも、本来なら木製大型クリップを使う場面。しかし、こちらも同様にサイズが足りない。
 スタッフ2名に本を押さえてもらい、なんとかやり終えたが、まさか1日に2度も同じことが起きるとは。

 根本的な問題は、A4クラスの大型本になると現状の木製クリップは小さすぎて使えないこと。Aさんからは「重宝しています」と感謝されているが、大型本に使えないのは大きな弱点だった。
 最初に使ったのは小型の単行本で、B5サイズ以下なら問題ない。そこで現状のクリップは小型本専用と考え、A4クラスの大型本にも対応する木製クリップを新たに作ることにした。


 現状の木製クリップは幅60ミリほどの12ミリOSB合板を使い、背面を木材で補強している。実際の補修では背の部分だけを強固に締めるケースが大半で、幅は狭くても太めの木材で用が足りると考えた。

 端材を見繕い、厚さ16✕幅36✕長さ400の木材を2本チョイス。あちこちにドリルの加工穴がある再生材で、まずこの穴を埋めて補修する。
 端部から15ミリ内側に、6ミリのドリル穴を両側に開ける。片側だけ10ミリのドリルで浅く穴を広げ、通したボルトの頭が動かないようにした。
 手持ちのM6ボルトと蝶ナットを通し、内側に本を挟んで締めてみると、構想通りに使えそうだった。


 ただ、板が厚くなった分、はさめる本の厚さは18ミリが限度。これでは長さが足りても、厚さの面で不都合が生じる。
 手持ちのM6ボルトは長さ50ミリ。家にある本の厚さを調べると、百科辞典類を除き、32ミリが最大。逆算してボルト長さは65ミリあれば、ひとまず足りそうだった。
 ホームセンターで長さ65ミリのM6ボルトと蝶ナットを調達。ボルトが42円で蝶ナットが50円、これを2セット使う。

 さっそく加工済みの木材に通し、A4の大型本をセットして締めてみると、中央部がわずかにたわんでしまった。たとえわずかでも隙間ができるのは、補修作業において好ましくない。
 2本のボルト間隔は370。対して大型本の長さは300で、両端が35ずつ余り、蝶ナットをきつく締めると、この遊び部分が木材のたわみにつながるとわかった。


 そこで本の長さに応じてボルトの位置を調節できるよう、内側2ヶ所に新たな穴を40間隔で開けた。これにより、ボルト間隔は330と290にも変えられる。テストした限りでは、適切なボルト間長さを保てば、木材の変形は生じない。
 今後実際の補修作業で使ってみて、さらなる改良を加える可能性はあるが、現状より作業性が増すことは確実だ。

2024年1月19日金曜日

安上がりに買い物

 大雪は一段落して暖気が訪れ、近隣土木センター数値で最大88センチあった積雪深は、一気に64センチまで減った。
 道路状況も改善していて、溜まっている買い物を済ませるべく、4キロほど離れた商業エリアまで車を出した。

 まず、DIY作業で使う32ミリのコースレッドとM6ボルト&蝶ナットをジョイフルAKで調達。ヨーカドーで妻と合流し、ここで昼食を食べることにした。
 迷ったすえ、1階のフードショップで500円の塩ラーメンを食べることに決定。以前は野菜タンメンを必ず食べていたが、いつしかメニューから消えていた。
 塩ラーメンは新メニューだったが、味はタンメンに近く、満足できる。何よりいまどきワンコインで食べられるのがいい。支払いはマイナポイントでもらったナナコカード。


 フードショップ横の書店に立ち寄り、乗代雄介の「旅する練習」を704円で買った。3日前に出たばかりの文庫本だが、棚に多数並んでいる。サッカーがテーマになっていて、以前から読みたかった。
 3年前に出版された本で、図書館で借りるつもりでいたら3冊しか所蔵がなく、予約数が56人。過去の経験から、予想待ち時間は1年近い。
 安い単行本が出た直後で、新聞投稿の謝礼でもらった2千円の図書カードがあり、思い切って買うことにした。
 その後2階の衣料品コーナーを散策。冬物シャツの1枚がヨレヨレで、買い替え時期だった。ちょうど冬物バーゲンの時期で、手頃なMサイズのシャツが2,200円で1枚だけ残っている。妻は婦人物を見繕っていて、近くにいない。独断で買った。
 ここでも支払いは新聞投稿の謝礼でもらった商品券を使う。投稿謝礼は商品券と図書カードの2パターンがあり、自分としては使える幅が広い商品券がありがたい。まあ、ぜいたくは言わないが。

 妻と合流してシャツを見せたら、「あら、ずいぶん派手ね」と、軽くダメ出し。冬物シャツは上にセーター類を重ね着するため、あまり目立たない。何より、心身の衰えをカバーするには、多少派手なくらいでいいのだ。


 1階に戻って、オヤツ用の今川焼きを2個買い、駐車場横にある100均セリアにも寄って、単3電池とスティック糊を調達した。

 この日買ったものは、食品を除いてスマホのメモ帳に長く書きとめてあったものばかり。安いものでも、思いつき買いや衝動買いは基本的にしない。
 倹約家を自認する自分としては、珍しく散財した気分だが、合計金額5千円弱のうち、現金で支払ったのは728円のみ。残りは金券や電子マネーをうまくやり繰りして済ませた。
 あちこち歩き回って、歩数計は6千歩をオーバー。散歩や雪かきに匹敵する運動効果である。 

2024年1月17日水曜日

冬の帳尻

 一昨日の午後から降り始めた雪は一気に降り積もり、昨日までに札幌の全区でまんべんなく30センチ前後のドカ雪を記録。これまでの少雪がウソのようで、冬がきっちり帳尻を合わせてきた。
 街は終日除雪に追われていたが、普段からマイペースの除雪を心がけている我が身。あわてず騒がず、雪のわずかな切れ間を見計らって分割除雪。ユルユルやればいつかは終わる。外出は自重して、じっと家に引きこもっていた。

 車庫屋根の雪は最大1メートルに到達。設計値の1.4メートルまではまだ余裕があり、今冬も死者が相次いでいる危険な雪下ろしは一切やらない。

 車庫左右の雪置き場(夏場は予備駐車場)が満杯になり、建物南側の家庭菜園をかんじきで踏み固めて今冬初めて雪置き場を設けた。
 スコップで地道に雪を運んでいるが、腰を痛めぬよう、こちらも30分を上限に分割して作業している。


 雪はようやく峠を越し、今日は街の除雪や交通状況を慎重に調べ、午後から直近のディスカウントストアへ買い出しに出かけた。
 店が混むのはいつも午前中だったが、考えることは皆同じ。普段を超える混雑ぶりだった。今後の大雪に備え、多めに食材を調達。雪とのお付き合いは、もう少し続く。

2024年1月15日月曜日

除雪と本修繕

 今年度16度目の地区図書館、本修繕ボランティアの日。昨夜からの雪がかなり積もっていて、午後からは大雪警報も出ていたが、幸いに午前中は穏やかな天気である。
 車庫まわりの除雪に手間取ってやや出遅れ、到着は10時15分。みなさん除雪に追われているかと思いきや、参加者は7名と多い。

 棚にある修繕対象本は少なめ。ページ全体が背から離れてしまった絵本から作業を始める。
 横で作業中のHさんが、「菊地さん用として残しておきましたよ」とのこと。ページ脱落の修理は過去に多数手がけ、確かに手慣れている。


 スクレイパーで接着剤(ビニダイン)をすくい、剥離した背の部分全面に塗布。均したのち、表紙にぴったりつけて自作の大型木製クリップで固定しようと試みたが、幅がわずかに足りない。ボルトを1本外してCクランプで固定する手段もあるが、あいにく持ってきていない。
 やむなく目玉クリップ5個で固定した。Cクランプは常に工具ケースに入れておこう。
 天候の悪化が懸念され、早めに帰ろうとしたら、係員のAさんがページ全体がバラバラになった本を持ってきた。
 ページ自体はそろっていて、両端が目玉クリップで固定してあり、背にノコで切れ目を入れて欲しいとのこと。
 切れ目の部分に補強材としてタコ糸を入れ、接着剤でページと共に固定するという修繕手法。昨年5月に初めて試みて成功している。ページをずらさずにノコを引く加減が難しく、前回は3人がかりでやった。


 ページの固定には大型木製クリップを使うが、こちらもわずかに幅が足りない。
 そこで対象本を単純にテーブル上に置き、背の部分を端部からわずかに突き出してスタッフ2人に押さえてもらった。その状態で床に座り、ノコを縦に使って切れ目を入れる。

 切れ目深さは2ミリで間隔は25ミリ。前回はタコ糸を2本どりにしたが、Aさんの希望で今回は1本とする。両端の目玉クリップだけでは固定が甘く、中央部が膨らむ。タコ糸を半分入れた時点で剥離紙を介して背の部分も目玉クリップで止めた。
 丸1日乾燥後にタコ糸を切りそろえ、補強用の寒冷紗布を接着する作業はAさんがやる。

 早々に帰宅したとたん、予報より早く吹雪いてきた。雪の合間を見つけて除雪に励む。積もりそうな気配。