2024年1月19日金曜日

安上がりに買い物

 大雪は一段落して暖気が訪れ、近隣土木センター数値で最大88センチあった積雪深は、一気に64センチまで減った。
 道路状況も改善していて、溜まっている買い物を済ませるべく、4キロほど離れた商業エリアまで車を出した。

 まず、DIY作業で使う32ミリのコースレッドとM6ボルト&蝶ナットをジョイフルAKで調達。ヨーカドーで妻と合流し、ここで昼食を食べることにした。
 迷ったすえ、1階のフードショップで500円の塩ラーメンを食べることに決定。以前は野菜タンメンを必ず食べていたが、いつしかメニューから消えていた。
 塩ラーメンは新メニューだったが、味はタンメンに近く、満足できる。何よりいまどきワンコインで食べられるのがいい。支払いはマイナポイントでもらったナナコカード。


 フードショップ横の書店に立ち寄り、乗代雄介の「旅する練習」を704円で買った。3日前に出たばかりの文庫本だが、棚に多数並んでいる。サッカーがテーマになっていて、以前から読みたかった。
 3年前に出版された本で、図書館で借りるつもりでいたら3冊しか所蔵がなく、予約数が56人。過去の経験から、予想待ち時間は1年近い。
 安い単行本が出た直後で、新聞投稿の謝礼でもらった2千円の図書カードがあり、思い切って買うことにした。
 その後2階の衣料品コーナーを散策。冬物シャツの1枚がヨレヨレで、買い替え時期だった。ちょうど冬物バーゲンの時期で、手頃なMサイズのシャツが2,200円で1枚だけ残っている。妻は婦人物を見繕っていて、近くにいない。独断で買った。
 ここでも支払いは新聞投稿の謝礼でもらった商品券を使う。投稿謝礼は商品券と図書カードの2パターンがあり、自分としては使える幅が広い商品券がありがたい。まあ、ぜいたくは言わないが。

 妻と合流してシャツを見せたら、「あら、ずいぶん派手ね」と、軽くダメ出し。冬物シャツは上にセーター類を重ね着するため、あまり目立たない。何より、心身の衰えをカバーするには、多少派手なくらいでいいのだ。


 1階に戻って、オヤツ用の今川焼きを2個買い、駐車場横にある100均セリアにも寄って、単3電池とスティック糊を調達した。

 この日買ったものは、食品を除いてスマホのメモ帳に長く書きとどめてあったものばかり。安いものでも、思いつき買いや衝動買いは基本的にしない。
 倹約家を自認する自分としては、珍しく散財した気分だが、合計金額5千円弱のうち、現金で支払ったのは728円のみ。残りは金券や電子マネーをうまくやり繰りして済ませた。
 あちこち歩き回って、歩数計は6千歩をオーバー。散歩や雪かきに匹敵する運動効果である。