2024年1月30日火曜日

マチ針の代用にホチキス

 かなり前に不要になったギターソフトケースを解体した。ベルトは取り外して再利用。本体の大半は捨てたが、外側についていたファスナー式のポケットは本体の布ごと切り取り、こちらも長く保存してあった。

 実はポケットの大きさは260✕400、厚みが35。手持ちのノートPC、MacBook Proの大きさが220✕315で、ACアダプターやマウスの付属品を含め、ほどよく収まる。
 これまで旅行や入院時の移動にはノートPCを手製の布袋に入れていたが、耐衝撃に不安があった。ギターソフトケースは薄いクッション材で作られていて、PCケースとしては絶好の素材。リメイクして使うことにした。



 最大の問題は、本体をそっくりハサミで切り取った都合で、背面に裏布が丸見えになっていること。端部も切りっぱなしで、見栄えが非常に悪い。
 検討のすえ、裏布を全部ほどいて切り離し、裏返して表布を表側に出すことにした。端部は内側に折返し、全周をミシンでかがる。


 仮固定は当初マチ針を使ったが、布が固くて完全に固定できない。ふと閃いてホチキスで仮止めしてみたら、これがピタリ決まって格段に扱いやすくなった。
 大きな問題もなく、かがり縫いは簡単に終了。ホチキスをマチ針代わりにしたのは初めての試みだったが、思っていたより使える。厚い布やカバン生地のミシン加工には絶好の手法である。