今季最後となる区内市民広場での路上イベントに参加。屋外会場の宿命で、暑さ寒さや風雨の影響を受けやすく、開催は5〜10月の雨が降らない日に限定されている。その「天まかせ」の部分が魅力と言えなくもない。
今年は8月が雨で流れ、計5回の開催となった。私は6月が多忙で参加できず、今回が今年4回目。参加率としてはまずまずか。
雨の予報もあったが、幸いに晴れた。しかし気温は10度前後と寒く、昨年同時期の経験をふまえて、セーターやマフラー、インナータイツにカイロ等々、厳重な防寒対策を施した。
10時40分に車で出発し、会場到着は11時10分。今年ラストとあってか集まりは悪くない。私のエントリーは12番目で、締切りの11時半までに計15組がエントリーした。
定刻通りに12時からイベント開始。私の出番は早めの5番である。最後なので、いつもトップを務める代表のMさんは大トリで?との話もあったが、結局いつも通りのオープニングとなる。
あっという間に出番がやってきて、12時40分から歌い始める。参加者数が読めず、考えたすえに3曲と2曲の全く異なるセットを用意した。
参加15組と確定した時点で3曲セットは難しいと判断。「抱きしめて」をテーマに、およそ10分で2曲を歌う。
「サヨナラ模様」(フォーク)
「抱きしめて」(昭和歌謡系オリジナル)
腰痛は小康を維持していたが、寒暖の変化で喉の調子はいまひとつ。黒豆茶やのど飴で調整したが、特に1曲目で声枯れを自覚した。
2曲目で多少持ち直し、出来としては60〜70%程度。悪条件下で致命的なミスはなかったので、よしとしたい。
出番が終わってようやく緊張から解放され、珈琲と共にサンドイッチを食べつつ、他の出演者の演技を楽しむ。
オーディエンスは参加者を含めて30名ほどと、寒い割にはまずまず。気温は11度までしか上がらなかったが、時折顔を出す陽光に救われた。昨年は寒さに耐えきれず、広場横にある展示電車内に逃げ込んだものだが、今年はずっと外の椅子でイベントを見届けた。
代表のMさんによる挨拶と共に、来年も同じ要領でイベントが継続される旨が宣言された。縛りや責任が軽い自由な場で、現状の自分には向いている。今後も極力参加したいと考えている。





