2024年1月7日日曜日

ブレーカーが落ちた

 電気代が安上がりなネット中継で高校サッカーを観ていたら、突然中継が止まった。ネット接続が切れたサインが液晶に表示されていて、通電もACアダプタからバッテリに切り替わった気配。
 さらに確かめると、Wi-Fiルーターの電源が消えている。何らかの理由で停電したらしい。

「電気が止まった」と台所にいる妻に声をかけると、目が動搖して呆然とした様子。数秒経って電気は復帰した。どうやら電力会社側の問題ではないようだ。
 北電の場合、過電流などの理由でいったん落ちたブレーカーは、8回までは一定時間後に自動復帰するシステムになっている。その間に原因を取り除いてやれば、再び落ちることはない。


 電気代高騰で新電力の価格的メリットがなくなり、北電・従量電灯B料金に替えたのが、ちょうど1年前のこと。同時に契約アンペアを価格的に有利な40Aから30Aに下げ、その際にメーターも新タイプのスマートメーターに切り替わった。
 問題は30A契約になったことで、同時に使える電気製品に制限が発生すること。理論的には合計3000Wになるとブレーカーが落ちるため、大出力の電気製品を使うときは要注意だった。

 現状で1000Wを超える可能性があるのは、IHヒーターと電子レンジ。特にIHヒーターは1箇所で最大3000Wにもなる。
 単体では問題ないが、700Wのヘアドライヤー、600Wのコーヒーメーカー、暖房ボイラ点火時670W、給湯ボイラ点火時530W、炊飯器460Wなどは、同時使用だとリスクが高まる。
 この1年でブレーカーが落ちたのは一度だけ。IHヒーター2箇所と電子レンジの3つを同時に使ったときだった。
 IHヒーターは起動時に自動で10段階の5(1000W)に温度設定されるが、あとで妻に確かめたら、このときは湯沸かしを早めるため、設定温度を一気に最大値まで上げたらしい。これが一発でブレーカーが落ちた理由。
 当初はこれが原因とわからず、IHヒーターの火力表示が点滅状態で操作不能に陥り、(買って5年で早くも故障…?)と疑った。
 主電源を切って再起動をかけると正常復帰して胸をなでおろしたが、昨年来から続く故障&修繕の再来かと、一瞬青くなった。

IHヒーターと電子レンジの使用は合わせて2箇所まで」と昨年から妻には言い含めてあったが、「火力調節は起動時の5以上に大きくしない」を新たな確認事項とした。
 徹底させるべく、火力表示部分の6〜10の部分に白テープを貼り、「使用禁止」と記入。火力設定は初期値の5で充分調理は可能。メカを得手としない妻なので、こうした措置もやむなし。