冬にむけた準備の一環として玄関ドアの隙間シール交換を9月末に実施したが、隙間シールの選択を誤り、ドアが完全に閉まらないという失敗。シールの一部をそぎ取って強引に収めた。
本格的な寒さの到来により、ドア全周の温度を測定して気密性のチェックを行った。
その結果、外気温0度の状況下で上端と下端、吊元部分の温度は、おおむね12〜13度で均一。ところが開閉部の一部が8〜9度という低い温度になっていた。
調べると該当部分の隙間シールの切り欠きが一様ではなく、気密欠損が発生していている可能性が高かった。
欠損は20センチほどだったが、新たに隙間シールを買って貼り替えることを決断。
交換するのは開閉部分のみで、2Mあれば足りる。前回は幅10×厚さ10のシリコンゴム製で、今回は加工の必要がなさそうな幅10×厚さ7のEPDMゴム製(ニトムズ G0104)を選択。断面形状がV型で開閉部分には適していると考えた。
寒波が一段落したのを見計らって作業開始。古い隙間シールをまず外し、万一を考えてビニールラップにくるんで保存する。前回は下から貼ったが、今回は上から貼った。
これまで鍵が締めにくくなるという難点もあったが、交換によってシール形状が一様になり、この問題は解決されていた。
肝心の気密性に関し、外気温が下がってから温度測定してみると、問題のあった中間部の温度ムラは解消されたが、今度は下端部に新たな温度ムラが発生。ここは厳寒期に隙間シールの劣化で外気が侵入し、結露&凍結が起きた箇所だった。
前回は隙間シールを二重に貼って対処したため、温度ムラは発生しなかった。やはり二重貼りをする必要があるらしい。
翌日になって保存しておいた隙間シールのうち、状態のよいものを見繕って下端部50センチに重ねて貼る。買ってまもないせいか、一度はがしてもシールの粘着力は保たれていた。
再度測定してみると温度ムラは解消されていたが、この日の外気温は10度と高め。氷点下の悪条件でどうなるかは不明で、今後も要経過観察である。