2023年11月12日日曜日

火災警報器の電池交換

 3日前の夕方、正体不明の警告音が突然鳴り始めた。音はかなり大きく、「ピピッ」と一定間隔で延々と響く。家の中にアラームは各種あるが、洗濯機は回してなく、入浴時の給湯ボイラも点火していない。
 台所方面から聞こえる気がし、冷蔵庫のドアをまず確認。炊飯器、IHヒーターや珈琲メーカーなど、疑わしい電化製品のコンセントを順に抜いて消去法で調査したが、どれも該当せず、警告音は止まらない。

(なにか忘れているものがあるはず…)と考えをめぐらすうち、台所天井に設置した火災警報器(ナショナル_ねつ当番SH18155)のことを思い出す。
 見上げると赤いランプが点滅し、それにあわせてアラーム音が。やっと見つけた。

台所天井の熱感知火災警報器

 本体を取り外してボタンを押すと警告音は止まったが、赤ランプの点滅は続く。調べてみると、設置は2007年3月のこと。
 札幌市の場合、2008.6.1から全住宅への設置が義務づけられていて、対応するべく自力で取り付けたものだった。

 取説によれば、内蔵のリチウム電池の寿命はおよそ10年とある。設置後すでに16年余りが過ぎていて、「よくぞ持った」というのが正直なところ。
 型番を頼りに交換電池の情報を集めると、該当する「SH184552520_3V」の電池はすでに存在せず、後継の同等品がようやくアマゾンで見つかった。

2階階段天井の煙感知火災警報器

 1個だと980円で、2個セットだと1,868円。実は火災警報器は2階の階段上にも取り付けてある。(ナショナル_けむり当番SH18455
 メーカーは同じで電池の型番も同じ。今年は補修関連で支出が相次ぐが、こちらも寿命間近であると判断し、2個まとめて買った。

 3日後の今日、商品が届く。先月末からアマゾンプライムを1ヶ月間無料体験中で到着が早く、送料もかからない。


 さっそく交換し、テストすると問題なく作動。取り外したリチウム電池の電圧を測ってみたら、定格3Vが2.64Vまで下がっていた。

 念のため、階段上の吹き抜け天井に設置した火災警報器の内蔵電池電圧も測ってみたが、こちらは2.99Vあってひとまず問題ない。
 熱感知と煙感知とでは、同じメーカーの火災警報器でも電池の消耗度が違うのか?いまひとつ納得できないが、寿命前の電池交換は避け、しばし様子をみることにした。


 取説には「電池交換は販売店に連絡を」とあるが、交換電池の型番さえ間違わなければ、DIYでも十分やれるはず。同じ症状でお困りの方、各自の判断にて試みてください。