延々続いていた時期外れの寒波がようやく緩み、青空が広がった。明日はこれまた時期外れの大雨が降るという。晴れているいまのうちにと、溜まっていた用事を片づけた。
まずは2週間前に自力で交換したタイヤの調整。市内でタイヤ脱輪による重大事故が発生し、装着に問題があった可能性がある。
今回からトルクレンチによる作業を取り入れ、万全を期したつもりだったが、不安になって問題点を探った。
すると、交換したのち、およそ100km走行した時点で「増し締め」と呼ばれる調整を行うのが無難だと知る。
仮にトルクレンチで正確に締め付けた場合でも、いろいろな理由で初期緩みが発生する場合があるという。その問題を解決するのが「増し締め」という作業だった。
これまで一度もやったことはないが、自力交換でも工場に依頼した場合でも、やるべきのようだ。 方法は難しくなく、規準のトルクを設定したトルクレンチで、再度締め付けるだけ。ジャッキアップはせず、停車したままで行った。
「増し締め」だからといって、既定値以上に締めると「オーバートルク」となり、ナットやボルトの破損につながって、逆に事故の要因になるという。
タイヤ4本〜計16本のナットを順に締めてみたが、緩みはごくわずかだった。ただ、今後はこの「増し締め」作業を習慣化したい。