今年度11度目の地区図書館、本修繕ボランティアの日。精力的に続けているDIY系の諸作業も一休みである。10時少し前に到着し、この日の参加率は80%と多め。
原則として活動日は第1、第3月曜だが、祝日が重なるとお休み。先月は第3月曜が祝日で、結果的に1ヶ月ぶりの活動だった。
前回途中までやった絵本の修復をやるつもりでいたら、係員が牛乳の空きパックと各種道具を持ってきた。
実は来週日曜に実施の文化祭「子ども工作コーナー」で牛乳パックを利用したブックスタンドを作ることになっていて、その手伝いを頼まれている。いきなり本番では戸惑うので、事前に構造と組み立て方を把握しておいて欲しい、という要望。
手伝いは承知していたが、ゼロから作ってみるというのは初耳。しかし、夏祭りの射的ゲームより複雑で、構造把握のために作ってみるというのは、理にかなっている。
中央の赤い作品が完成形 |
マニュアルと口頭指導をもとに、カッターや定規を使って作ってみる。思っていたより複雑だが、やれないことはなかった。
1時間ほどかけて無事に終了。外側にカラー包装紙を貼って完成だが、その作業は他の方が担当する。本のほか、タブレットやスマホのスタンドとしても使えそうだ。 その後、持ち越し課題だった絵本の修復を手がける。ページを糸とじ方式に全面変更する予定だったが、再検討した結果、傷みとズレの激しい表紙側の見返しを思い切って切り捨ててしまえば、部分補修でやれると方針が変わった。
本体と背の隙間にビニダインを流し込み、剥離部分をまず補強。さらに細く切った寒冷紗で本体と表紙を補強しようとしたら、寒冷紗なしでいけるのでは?と係員の判断。
そこで3センチ幅に切った色画用紙だけをビニダインで貼ったが、ノド(谷)の一部に亀裂が入ってしまった。迷ったときは安全側の補強対策をすべきだったと反省。