2023年10月24日火曜日

越冬パキラ

  徒長したパキラを大胆剪定し、「葉」「茎」「根」の3つのパーツに分けたのが7/18のこと。順調に新芽を出したが、その後の酷暑到来で「葉」「茎」の部分は枯れてしまった。
 残った「根」の部分だけが順調に育って、9/15に新しい鉢に植え替え、鉢の持ち主である長男のお嫁さんに進呈した。

「茎」の部分は捨ててしまったが、「葉」の部分はあきらめきれず、ガラス瓶に入れて水を交換し続けた結果、なんと9月下旬ころに根を出し始めた。酷暑が去って活動を再開する気になったのか。
 しばらく様子をみて、根の数が増えたのを機に鉢への植え替えを決断。雪の便りも聞こえ始めるこの時期の植え替えはやったことがないが、水に差したまま越冬させるよりマシな気がした。


 発根した茎を植え替える場合、肥料や養分の多い土よりも、砂や鹿沼土などの排水性のよい無菌状態の土が好ましいという。
 あいにくその種の土は持ってなく、新築時に基礎周囲を均した火山礫を取り出し、ハンマーで砕いて砂状にして使うことにした。過去には普通の土を使って問題なく根付いたこともある。ネット調査では火山灰を使った例も見つかった。


 ラズベリーを鉢植えして失敗した鉢があり、土もそのまま残っている。中心部を細く掘って砕いた火山灰を入れ、そこに発根したパキラを植えた。
 根に負担をかけないよう葉をさらに剪定し、大きすぎる葉は先端部を切り落とした。

 水をたっぷり与えて室内にとりこみ、他の観葉植物を置いてある居間西側の窓際で越冬させる。
 日差しがほどほどに入って風通しがよく、冬でも温度は20度以上。条件としては悪くないので、無事に根付くことを期待しよう。