6/5に最初の種を蒔き、7月上旬から食べ始めた山東菜。当初は順調に育って毎日の食卓を美味しく賑わしていたが、8月に入って連日の酷暑に見舞われてから、生育状態がおかしくなった。
収穫前から葉に大きな穴が開き始め、食べられる分はじょじょに減少。7/1に2度目の種を蒔いたが、こちらも芽が出るとすぐに食害にあった。
悪さをしているのはダンゴムシ、ナメクジ、青虫の害虫トリオ。農薬は一切使っていない有機農法を長くやっていて、害虫被害はある程度想定済み。しかし、例年に比べて今年はひどすぎる。
記録的な猛暑で害虫が大発生したのは間違いない。プロの農家でも猛暑による弊害が続出していると聞く。暑さによる各種ダメージは、家庭菜園でも例外ではなかった。
高温で雨は多く、葉物野菜の条件としては悪くない。だが、育つそばから虫に食われてはたまらない。いつものように100倍前後に薄めた木酢液を噴霧したが、効果はいまひとつ。噴霧の頻度を増やし、ナメクジ対策としてはネットで調べた珈琲の残り滓を周囲に蒔いた。
9/5に蒔いた最後の種(写真左端)は、暑さがじょじょに緩み始めたこともあってか、まずまずの生育ぶり。ただ、葉はまだ小さめで、もっぱら食べているのは1〜2回目に蒔いた分だ。
多少の穴には目をつぶって収穫しているが、虫や噴霧した木酢液が残っている可能性があり、しばらく水につけたのち、必ず茹でてから食べている。
即席漬けは美味しいが、しばしのお休み。例年11月いっぱいは食べられるので、今後の収穫に期待しよう。