2023年7月6日木曜日

電動草刈機に異常

 裏庭のレンギョウの木にスズメが予期せぬ営巣をしてしまい、伸び放題の雑草刈りをどうすべきか迷っていたが、風が強くて木々の動きが激しい今日をねらって、実施を決めた。
 スズメは卵を産み終えてから10〜12日間、雄と雌が交代で抱卵するという。電動草刈機の騒音はエンジン式に比べて小さいが、それでも驚いて逃げる可能性は高い。
 最短でも13日まで抱卵は続く。草刈りは1時間程度で、終わればスズメはまた巣に戻ってくるだろう。雛が孵化してから驚かすより、卵の時期のほうがリスクは少ないように思えた。

 夕方17時ころの気温が下がった時期を見計らい、手早く作業を始める。電源ケーブルは20Mだが、スムーズに動けるよう、さらに5Mの延長コードをつないだ。
 レンギョウ周辺は素早くそっと作業したので、巣にスズメがいたかどうかは不明。少なくとも作業中に出入りする気配はなかった。


 1時間ほどで終わり、刈り残しを見つけて再度草刈り機のスイッチを入れたら、うんともすんとも言わない。リセットボタンを押しても同じ状態。どうやらほとんど休みなしで作業したせいでモーターが過熱し、過電流防止装置が働いたらしい。
 取説には「作業時間は気温20度で30分以内」とあるが、これまで40分くらいは問題なく使えていた。ただ、今回は一気に終わらせようと、いつもより長すぎたかもしれない。

 15分くらい休めて、再度運転させると短時間回転したが、またすぐに止まってしまった。モーターが完全に冷えるまでダメらしく、あきらめて残った雑草は手で除去した。
 13年前に7,580円で買い、よく働いてくれたが、モーターの焼損でこのまま動かなくなる可能性もあった。3時間後に恐る恐るスイッチを入れてみると、どうにか動いてくれてホッとした。
 このところトラブル続きだが、まだ天は見捨てていない。