2023年7月18日火曜日

徒長パキラを大胆剪定

 3つあるパキラの鉢のうち、3年前に挿し木で増やした分の茎がヒョロヒョロと徒長し、他の2つに比べて生育がよくない。そんな折、先週末に遊びにやってきた長男のお嫁さんが「パキラの鉢が欲しい」と言い始めた。
 家族で観葉植物に関心があるのは彼女だけで、以前はいくつか育てていたが、孫娘の誕生で鉢をいたずらされるようになり、すべての鉢を預かって私が管理していた。

 残念ながら中の観葉植物は枯れてしまったが、鉢は3つ残っている。孫娘の成長により、観葉植物をいたずらされる心配も消え、再び育ててみたくなったようだ。
 そこで育ちのよくないパキラを剪定して増やし、プレゼントしようと思い立った。

ヒョロヒョロ状態のパキラ

 パキラは丈夫で育てやすいが、鉢替えや剪定、挿し木などをやるのは5〜6月が最適と言われている。時期的にやや遅れているが、暑さはまだそれほどでもなく、ギリギリ間に合うはずだ。

 先端から15センチあたりを植木鋏で斜めに切り、葉の一部を落としてから水差しする。順調なら1ヶ月ほどで発根する。切り落とした茎からも発根&発芽する可能性があるので、25センチほどに切って根を下にして同じく水差しした。
 鉢に残った幹に根はついているが、葉は皆無。いわゆる「丸坊主」という状態だが、ここからも新たな芽が出る可能性があり、水を控えめにやって様子をみることにした。

「葉のみ」「茎のみ」「根のみ」 それぞれのパキラ

 過去の例では、この3つの状態からいずれも発芽&発根し、復活&株分けに成功している。果たして今回はどうなるのか、むこう1ヶ月の気温次第かもしれない。