2023年7月17日月曜日

射的コーナーの店番

 9日前に地区センター図書館に本を借りに行った際、突然依頼された地区センター夏祭りボランティアの日だった。
 13〜15時までの射的コーナー店番が私の担当。「非日常」を演出するべく額にはエンジ色のバンダナを巻き、30分前の12時半に地区センターロビーに行って担当のAさんと打ち合わせる。

 イベントは10時から始まっていて、すでにかなりの来客があったという。共通チケット(4枚300円)は予定数を完売しており、今後の新たな客は少ないかも?との話。やや拍子抜けしつつも、ただちに業務を引き継ぐ。


 おもちゃのエアー銃2丁と紙コップに入った3個のコルク弾があり、チケットと引き換えに3発打てるルール。2メートルほど離れた的に当たって倒れた数だけ景品がもらえる。
(リバウンドで2個倒れた場合、2つもらえる)

 チケットを1枚ちぎってエアー銃とコルク弾を手渡し、弾の充填とエアーのセット法を教える。
(慣れている子は自分でやるので、最初にやれるかどうか尋ねる)
 当たれば拍手と「すごい!」、外れても「惜しい!」「残念!」などの声かけをする。全部外れても参加賞がもらえ、「ありがとう」「さよなら」などと声かけして終了、といった一連の流れだった。

職員さん手作りの的がよくできている

 弾んで遠くまで飛んだコルク弾の回収や、倒れた的の再セット作業もあり、時間帯によってはかなり混雑して、けっこう追われた。
 客の大半は子供で、自分のペースでバンバン打ってくるため、的の再セット時には「ちょっとタイム!」と動作を強制停止し、セットが終わると「はい、OKだよ〜」と適宜声かけをする必要がある。
 子供たちはとても素直で、9年間務めた子供サッカーの指導経験が、多少は生きたかもしれない。

「午後の客は少ないかも?」との予想だったが、客がないときは打ちたい子に景品なしで練習をさせたりし、作業は切れ目なく続いた。


 あっという間に2時間半が経過。景品なしでいつまでも打ちたがる子供を「また来年ね」と言い含め、15時10分前に受付を終える。15時にはコーナーの片づけを含めて、全作業が終わった。

 途中、持参の麦茶を1杯飲んだだけで空腹を感じていたら、担当のAさんが別の屋台からのヤキソバを土産代わりに持たせてくれた。
「助かりました。来年もまたお願いします」と喜ばれたが、期待に応えられるよう、せいぜい心身の健康維持に務めたい。