2021年11月27日土曜日

雪道歩いて眼科に

 2日前に地吹雪ガード用の防風シートを張る際、一部庭木を利用した。ところが作業中に眼鏡の横から細い枝が入り込み、右目を突いた。
 痛みをこらえるうち、やがて回復したため、そのまま作業は続行。ところが夜になって「右目が真っ赤よ!」と妻から指摘される。痛みはないが、確かにかなりの充血。大事な眼に関わることなので、翌日になって何度か通った眼科に診察予約の電話をした。

 翌日午前中の予約がとれ、早朝にトイレに起きると、窓の外は一面の雪景色。今冬初めてまともな雪が積もった。
 予約は午前10時半。処置で車が運転できない可能性があるため、自転車で行くつもりでいたが、とても使えそうにない。やむなく歩いて行くことにする。


 寒さ対策で厚いセーターに着替え、フード付きダウンジャケットを着る。靴は急きょ床下から引っ張り出した冬用ブーツだ。
 9時45分に家を出て雪道をひたすら歩き、片道3.8キロを40分かけて眼科に着いた。
 予約したはずが待合室は混んでいて、15名の患者であふれている。予備処置などあって、11時45分にようやく診察室に呼ばれた。

 結膜の一部に傷がついていて、炎症を起こしていた。幸いに中心の角膜は外れていて、手当により数日で回復するという。ゼリー状の薬を注入され、眼帯で右目を塞がれた。そのまま1時間は外せず、やはり徒歩を選んで正解だった。
 2種類の炎症&化膿止め点眼薬を処方され、12時5分に終了。治療費1,270円を払って来た道を戻る。気温が上がって路上の雪が消えたこともあって、帰りは幾分楽に感じた。
 この日の合計歩数は11,000歩。調べてみたら、現状のガラホ歩数計に変えてから、1万歩を超えたのは初めてだった。

 薬は4時間おきに点眼する必要があり、煩わしいが、これくらいで済んだのはラッキーだったと前向きに考えよう。
 庭木で目を突くなど全くの想定外で、今後は電動草刈りやグラインダー作業時と同様に、保護ゴーグルを使うべきと悟った。


 夕方、九州の親戚から自宅で栽培した果物や野菜の宅配便が届く。みかん、レモン、ゆず、椎茸、さつまいもなど、丹精込めた品々がぎっしり詰まっている。
 それぞれ保存用の処置を施し、しかるべき場所に収めた。よい年越しができそうだ。