2021年11月13日土曜日

原油高と大根干し

 今冬初めて灯油の配達を頼んだ。給油は忘れないようブラウザのスケジュールカレンダーに登録し、年4回いつも同じ時期にやっている。
 単価は99円/Lで、札幌の平均価格108.3円/Lよりはるかに安いが、昨年同時期の61.6円/Lからは大幅アップ。世界的な原油高傾向だからやむを得ない。このまま高値傾向が続くなら、今冬の灯油代は10万円に迫りそうな気配。

 逆に給油量は263.5Lで、昨年同時期の272.0Lより3%(8.5L)減少した。減少率がわずかで、減った理由ははっきりしない。今秋から始めた1〜2階温度差解消用の暖気循環換気扇が、多少は効いているかもしれない。


 2日前には格安セルフスタンドでガソリンを給油し、価格は153.8円/Lだった。
 こちらも上昇傾向が続くが、新車に換えてからの燃費も向上を続け、今回の燃費は2ヶ月前の24.7km/Lから4%も上がって、25.7km/Lを記録した。(ワゴンR_5MT〜街中運転

 実は旭川の三浦綾子文学館に行った直後には郊外の空いた道経由とあって、26.0km/Lを記録した。今後寒さが厳しくなるため燃費は頭打ちと思われるが、驚異の低燃費は原油高を充分に補ってくれている。


 10月26日から干し始めた漬物用大根が充分に干上がったので、例年よりかなり早く漬け込むことにした。

 今年は前半雨にたたられ、夜はずっと屋内に取り込んだが、後半になって黒カビが発生し始めた。屋内干しは雨には強い半面、温度が高すぎて風通しも悪く、黒カビが発生しやすい欠点がある。


 考えたすえ、後半から車庫内天井にビスを打ち、夜や雨の日はそこに吊るすことに方針変更した。雨はあたらず、寒風にさらされて風も抜けるため、カビが発生しにくい。
 晴れた日中は車庫からウッドデッキ梁に打ったビスへと移動させる。これまでの手すりにかける手法より、はるかに陽当たりがよく、朝晩の雨よけカバー着脱の手間からも解放された。



 黒カビを包丁で切り取り、全重量を測ったら4.48Kgで、4.99Kgだった昨年より少なめ。例年通りの手順で漬け込んだが、重しは大根重量の3倍(15Kg)とした。

 妻が漬物の処理をする間、やり残した南西角にあるカエデの剪定をした。葉は完全に落ちていて、すでに腐葉土と化しつつある。今日は伸びすぎた枝の切り落としが中心。


 作業中、高い枝に鳥の巣を見つけた。ヒナはとうに巣立っているが、親鳥が危険の少ない場所と判断したのだろう。

 以前にも確か同じカエデの木に鳥が巣を作ったはず…、とブログ記録を調べたら、7年前のことだった。
 前回は大半がビニール紐で作られていたが、今回はビニール紐と枯れ枝が半々。狭い空間を利用して巧みに作っている。来年またやって来るかもしれないので、そのまま残しておいた。