2021年6月29日火曜日

妻がワクチン接種

 2日前のことになるが、妻が高血圧治療で通院している近所のかかりつけ医で、新型コロナワクチン(ファイザー社)の1回目を接種した。
 医師一人の小さな医院だが、近隣では数少ないワクチン接種実施機関。担当医師から接種を勧められ、迷いながらも受けることになった。接種日は日曜限定で、時間も11時半が指定された。選択の余地はあまりなさそうだった。

 当日は車で送るつもりでいたら、一人で行くと自転車で出かけた。1時間ほどして帰宅。特に痛みもなく、接種後20分安静にしていたが、副反応も見られない。医師の許可がでて、帰路にスーパーに寄って買物までしてきた。
 女性は副反応が強いと聞いていたので、拍子抜け。状況次第では夕食は私が担当する手はずだったが、普段どおりに妻が作った。

3度目の山東菜の種をまいた。2度目の分がそろそろ食べ頃。

 ところが接種11時間後の夜10時ころになって、急に妻が苦しみだした。強い腹痛と下痢で、トイレに入ったまま出てこられない。夕食に悪いものを食べたわけではなく、入浴は医師の指示通り、軽いシャワーのみ。これは副反応に違いないと、ただちに床についた。
 その後、断続的に下痢は続き、たまらず以前に同じ医師から貰っていた下痢止め薬を飲み、ようやく収まった。

 翌朝も体調は優れず、食事は朝昼兼用のお粥のみ。好きな珈琲も断って、ひたすら安静に努めたという。(私は不動産契約で出かけて不在)ようやく倦怠感がとれたのは、夕方になってからのこと。接種後30時間が経過していた。
 調べてみると、ワクチン接種後に腹痛や下痢の副反応が出ることがあると、厚生労働省のサイトで紹介されていた。
 因果関係は不明だが、接種後に10万人に1〜2人くらいの確率で亡くなる例もあるという。2回目のほうが副反応は強いとか、女性のほうが悪化しやすいとの情報もある。
 私はワクチンよりも、年に一度の大腸ガン転移&再発検査が最優先の身。大事な不動産契約を終えたのち、ただちに検診予約をしたが、大腸内視鏡検査の日程はまだ決まっていない。
 ガン検査と同じ病院でワクチン接種も受けられるが、7月中はすでに予約で埋まっている。近所にかかりつけ医はなく、ガン検診のスケジュールと併行して、7月中旬に開設されるという近隣の集団接種会場を利用することになりそうだが、具体的な日程は未定。

 ワクチン接種が完全な感染防止策になるわけではなく、重症化リスクが低減されるだけ。マスク装着や手洗い消毒等のコロナ的禁欲生活は当分は続くと思われる。優先順位をよく考えて対応したい。