2020年12月9日水曜日

MacBookを大画面表示

 建築デザインの仕事をバリバリこなしていた時期、メインPCとして使っていたMac-miniの調子が悪い。動作が極端に重く、OSを再インストールしても改善しない。
 OSを10.13にアップグレードしてから悪化した気がし、OSのダウングレードも一時は考えた。しかし、以前からCDが入らないという問題を抱えているし、アプリケーションとの相性問題も再燃する。

 Mac-miniはLG製の23インチ大型液晶モニタに接続してあり、大画面が必要な3D-CGやCAD系の作業には都合がよかった。キーボードはテンキーつきで、こちらもCAD系の迅速なデータ入力には欠かせない。
 忘れた頃にやってくる3D-CGの仕事だったが、この2年は開店休業状態。ネット閲覧やブログが中心となったPC作業の多くは、1階居間テーブルでも邪魔にならず、同じOS10.13でキビキビ動くMacBookに取って代わっている。

 最近のMac-miniの出番は、接続してある2台のプリンタを使うときくらいだったが、それもMacBookを運んでケーブルをつなぎ替えることで対応可能になった。

MacBookを大型液晶にミラーリング表示中

 3D-CG系の仕事が再度舞い込む可能性もゼロではなく、準備だけはしておきたい。そうするうち、(もしかしてMacBookで代用できるのでは?)と閃いた。さっそく試す。

 まず、テンキーつきのキーボードをMacBookにつないでみる。問題なく動く。続けて大型液晶モニタをHDMI端子経由で接続。こんな日に備え、Mini DisplayPortをHDMIに変換するケーブルは購入済みだった。
 画像はすぐに表示されたが、解像度の低いMacBookのままで、変換が不可能。Mac-miniと同じ高解像度で表示できなければ意味はない。
 いろいろ調べ、下記要領でミラーリング表示させればよいと知る。

1)「システム環境設定」→「ディスプレイ」から「配置」を選択。
2)表示される2つのモニタのうち、白いバーを使うモニタ上にドラッグ&ドロップ。
3)同じ「ディスプレイ」から解像度とカラーを調整して終了。

 MacBookには蓋をして使いたいが、デフォルトではすぐにスリープしてしまう。そこで「ターミナル」というMac標準アプリを使い、蓋をしてもスリープしない設定にした。(貴重な情報に感謝します)
 MacBookで代用可能となったので、動作不安定なMac-miniは処分するか、取り外して片づけてしまうかもしれない。