2020年12月8日火曜日

水道料金の節約

 今年最後の水道料金検針があった。使用量は19m³で、検針は2ヶ月毎だから、1ヶ月だと9.5m³になる。
 この1年の合計使用量を調べると119m³となり、月換算で10m³。夫婦2人だけの生活になって16年余になるが、水道使用量の年間平均値は120m³あたり。この数値が一般値と比べてどうなのか、ちょっと気になって調べてみた。


《世帯人員別1か月あたりの平均使用水量》
 2人世帯で15.9m³
 〜東京都水道局、2016年「生活用水実態調査」より

 我が家の使用量は平均の62.8%ということになり、かなり少なめと分かった。
 暮らし方、生き方で水の使用量は大きく変動するため、我が家の使い方を思いつくままに列記する。

・夫婦2人で、ほぼ自宅で過ごす。外出や旅行はあまりしない。
・毎日バスタブにお湯を張って入浴する。シャワーは最小限。
・1日3〜5回程度、トイレの洗浄(小)を風呂の残り湯でやる。
・洗濯は4日に1度ペース。21年前に買った全自動洗濯機で、使用水量の少ない「おいそぎモード」でやる。
・食洗機は所有せず、食器は手洗い。
・洗車は最小限で、洗う場合は風呂の残り湯や雨水を利用。
・家庭菜園の水やりはほとんどせず、やる場合は溜めた雨水で。

 在宅時間が長く、毎日入浴するのは使用水量が増える要素だが、他は全て減らす要素と思われる。


 月使用量10m³を1日に換算すると、330L前後。おそらく下記のような内訳ではないか。

・入浴:220L(バスタブ容量などから推測)
・トイレ:50L(便器仕様と使用回数から推測)
・洗濯:20L(4日に1度→1回80L)
・炊事他:40L(330Lから上記3項目を引いた残量)
 節約で大きいのは、トイレ洗浄水の一部に風呂の残り湯を使っていること。設計時に浴室とトイレを隣接させたので、これが可能になる。(3.5Lの洗桶を利用)
 バスタブ内の湯は蓋をせずに翌日まで残しておき、室内加湿や加温に役立てるほか、トイレや洗車に再利用する。万一の防災用にもなる。

 雨水の利用は今年から始めたが、思っていたより使える。節約の余地はまだありそうだが、札幌市の場合、月使用量10m³以下は同一料金で金銭的なメリットはなく、エコロジー的評価のみとなる。