気が向くとやっている自宅2階スタジオでの「ぼっちライブ」、つまりは演奏者が自分一人の無観客ライブを10日ぶりに実施。
厳密には階下で妻がテレビを観たり夕食の準備をしたりしながらBGM的に聴いていて、たまに感想など聞かせてくれるから、完全な無観客ではない。
好きな歌を好きなように歌うスタイルだから、単なる弾き語りの練習といえなくもない。ただ、選曲や曲順には一定の基準があり、フルコーラスを真剣に歌うから、全くの思いつき練習でもない。
コロナ禍の終息が全く見通せず、介護施設はもちろん、他の公的空間等でも歌う機会はゼロ。こうした状態がむこう数年は続く可能性も捨てきれず、歌い手はプロ・アマを問わず、YouTubeに代表されるオンラインに活動の場を求めているのが現状だ。
日々模索しているが、リモートライブやスクリーン&マスクによるコロナ対応ライブも動きは芳しくない。
このまま人前で歌う機会が自然消滅する可能性も高いが、歌うこと自体は嫌いではなく、弾き語りを覚えた20代前半の原点に戻り、好きなスタイルでの個人ライブを定期的に続けたいと考えている。 今日は17時半から18時15分までの45分で、以下の10曲を歌った。
「悲しくてやりきれない」「学生街の喫茶店」「雪化粧」「なぜか上海」「糸」「ロビンソン」「懐かしい街」「星の砂」「生まれ変わり(オリジナル)」「はがゆい唇」
例年この時期には決まって風邪からくる咳喘息に悩まされるが、今年は外出時のマスク装着が完璧で、ライブによる喉の酷使がないせいか、いまのところ薬や病院とは無縁。ピーク時と変わりない調子で歌えている。