10月末から干し始めた漬物用の大根だったが、その後の長雨や早い雪などの天候不順にたたられ、干上がるのが遅れに遅れた。
業を煮やし、数日前から乾燥を促進させるべく、大根を家の中に持ち込み、2階吹き抜け部分に支持棒を渡して終日屋内で干すようにした。
その後一気に乾燥が進み、今後低温が続く予報のため、酸っぱくなる恐れもない。昨年より12日も遅れたが、ようやく漬け込んだ。
大根をロープから外して調べると、多くに黒カビが発生している。屋内に取り込むことで乾燥は促進されたが、寒風にさらされないため、カビも同時に促進されたらしい。なかなか思い通りには運ばない。
やむなく包丁で1本ずつ黒カビを除去した。屋内干しは初めての試みだったが、失敗だった。
以降の手順は例年通り。大根重量はデジタル計量器で2度に分けて量った。
・干した大根:4.99Kg
・ぬか:0.5Kg(大根重量の10%→多めでもよい)
・塩:299g(大根重量の6%)
・赤ザラメ糖:50g(大根重量の1%)
・赤トウガラシ:5~6本
・昆布:10センチくらい
樽に詰め込み、ビニール袋をかぶせて昨年同様に管理しやすいウッドデッキ上に置いた。
重しは市販品15Kgと縁石2個(5Kg程度)で、計20Kgほど。昨年よりレンガ2個を減らしたが、大根重量の2〜3倍と言われているので、充分のはずだが?