2010年4月8日木曜日

パキラの新芽

 去年二つの鉢に株分けしたパキラのうち、ひとつの鉢に珍しい6枚葉が出たことは以前に書いた。調べてみたら、9月下旬のこと。
 その後冬になって葉の成長は止まり、パキラもじっと休んでいるふうだったが、4月になって両方のパキラから、また新芽が出た。春になったことをちゃんと知っているのだ。

 何とそのうちのひとつから、またしても6枚葉が出た。去年出たのと同じ鉢で、よほど状態がよいと見える。
 珍しい花が植木鉢に咲いたりすると、「今年は何かいいことがありそう…」などと、新聞の電話投稿欄によくコメントが載っていたりする。その種のゴヘイカツギはしないことにしているが、珍しい事例であることは確か。しかも、1年以内に2度もだ。ちょっとだけシアワセ気分かも。


 以前から格闘していた「城ヶ島の雨」の歌唱法に関し、昨夜未明に布団の中で思いついたことがあり、さっそく試してみた。
 この曲の難しいのは、リズムがうまく合わせられないところ。そこで思い切って途中で拍子を変えて歌ってみた。出だしは4拍子で、途中のBメロを3拍子にし、Cメロから最後のAメロを、再び4拍子で歌う。

 すると、なぜかピタリ決まった。本来は3拍子で作られている曲なので、おそらくは邪道。しかし、いまのところこれしか歌える方法が見つからない。当面はこれでやる。
 歌詞は北原白秋で、曲は梁田貞だが、歌詞を受け取ってわずか2日で曲をつけたという。まるで奇跡のような話だ。名曲ほど短時間で完成するという話も聞くが。