事前に元請けのやり方のクセを読み、大きな修正が出ないように手を打つことは可能なのだが、それは下請けの代理店の裁量。孫請けの身ではそれも叶わぬ。
そもそも、お金を握ってる側は、ギリギリの時間までドン欲に完全なるものを要求するのが世の常。長いものには、巻かれざるを得ないのだ。
旅行疲れが残る妻は、疲労困憊で勤めから戻った。アソビもよいが、年齢を考えて、ほどほどにしておかないと、ナキを見る。人のことは言えんが。
今日の昼食は昨日の残りのカレーで、初めて「カレーサンド」を作ってみた。写真のように、パンを片側だけ焼き、反対の柔らかいほうに暖めたカレーを載せる。半分に折って食べると、売っているカレーパンに遜色ない味。美味い!
残ったカレーの食べ方にはいくつかあるが、我が家の場合、時間があれば「サモサ」というインド料理を作る。ちょっと面倒なので、滅多に食卓に上がらない。お客さんで食べた方がもしいたら、相当幸運な方だろう。
一般的なのは水で薄めて暖め直し、カレースープで食べること。あとは今日の妻がやっていたように、うどんか冷や麦をゆで、上にかけて「カレー南蛮」として食べる。
どのやり方でも、おいしく食べられる。「ボタモチ(おはぎ)は3度美味い」と小さい頃に母から聞いた。「作った直後」「作った日の夜」「翌日」で、これは確かにそうだった。
同じように、カレーも3度美味いのではないか。もっとも、最初に作ったカレーがまずければ、お話しにならないが、我が家の秘伝のカレー(特に私の作ったもの)は、そこらのカフェで出すカレーより、はるかに美味いと妻も認めている。