ブログを記すのも4日ぶり。ブログ1本書くのに写真を吟味調整し、文章を何度も推敲しつつ進めるので、軽く1時間は費やす。いよいよ仕事がせっぱ詰まってくると、もはやブログなど書いてはいられない。
この厳しいスケジュールを割き、一昨日の日曜にはライブ居酒屋の定例ライブに参加してきた。よほどキャンセルしようかと直前まで迷ったが、ブログは無理でもライブは極力こなしたい。
かなり前に予約してあり、予定よりも少し早めに作業が進んだので、わずかな時間を作ってアタフタ出かけた。
開始はいつものように午後7時。時間の経過とともにジワジワと人が集まってきて、最終的には20人を超えた。私の出番は出演10組中の5番目。
月末ライブなので歌えるのは2曲のみ。練習をする時間的余裕がほとんどなく、仕事の疲れが溜まっていて、全体的に集中を欠いた。
この日のテーマはずばり「ネコ」で、ネコにちなんだ歌を2曲そろえた。最初が六文銭の「ネコの歌」で、おけいさんこと、四角佳子さんが40年近く前にソロで歌っている。
劇中歌で、摩訶不思議な歌詞に独特の雰囲気がある。以前から一度歌いたいと思っていたが、ようやく念願かなった。
偶然だが、会場となった居酒屋「ありがとう」で、6月末に四角佳子さんと猫のジョイントライブがあるらしい。ネコとおけいさん、まるでネラったような企画だが、こんなこともある。
2曲目はオリジナル曲で、「黒い森の青いネコ」。1曲目に登場するネコが、お嬢さんが涙を流して別れを惜しむ「良いネコ」なら、2曲目に登場するネコは、ズルくて小賢しい「悪いネコ」である。
「ボクの大切に育てた小鳥を、勝手に奪って逃げてゆく」不届きなヤツなのである。まあしかし、それを「さあ、気のすむまでお食べ」と、笑って許してしまう、ナンジャクなボクなのだが…。
テーマはなかなか良かったと思うが、曲が難解すぎた印象だ。しかし、最近はだんだん難しい曲を歌いたがる傾向にある。ネタ切れというヤツだろうか。
多忙な時間の隙間なので、出来はいまひとつだった。歌は気持ちにある程度の余裕がないとやれない。
1曲目のアルペジオのピッキングはまずまずだったが、2曲目でBのコードが数カ所アヤしかった。BとBフラットは最も苦手なコードだが、オリジナルではなぜかBをしばしば使う。
この曲でも構成上「B」が必須で、どうしても避けて通れない。比較的おさえやすいハイコードのBにすべきだったかと、いまごろになって反省。