2008年6月2日月曜日

目が回る

 日課にしている朝のコーヒーも飲まず、午前10時前に家を出た。各方面に手配していた書類がひとまず整ったので、銀行解約や不動産登記変更の手続きをするためだ。
 場所はすべて実家近くにあり、車で30分弱かかる。手続きにはかなりの時間がかかると予め聞かされてはいたが、あちこちでトラブル続出で、終わったのは夕方5時近く。
 昼食はスーパーで買った冷しラーメンを、公園の木陰でかきこんだ。休む間もない目の回るような一日で、家に戻るとさすがにぐったりした。
 相続関係の諸手続きは今日で70%ほどが終了。あれこれ書類にナンクセをつけられた某大手銀行の最終処理は、明日に持ち越し。書類確認は終わっているが、明日もう一度出向かねばならない。
 この銀行では、あまりに理不尽な事を言うので、思わず窓口で大声を出しそうになったが、それではあまりに大人げないと、ぐっとこらえた。しかし、怒りはすぐに顔に出るタチなので、おそらく額には青スジが立っていたであろう。

 最後に立ち寄った法務局出張所では、係員が大変親切に応対してくれ、救われる思いがした。
 土地と家を母名義に変更するのを、司法書士を介さず、素人である私が一人でやろうという大それた相談だったが、自分で調べて作った書類のひな形を用意していったのが良かったようだ。不備な部分を修正するだけで、何とか自分一人で処理できそうである。
 以前にも書いたが、下手な民間企業より、仕事のできる役所の担当者のほうが余程マシ。
 建築確認申請は仕事柄、当然自分でやる。青色確定申告も26年間、自分一人でやっている。今回、不動産の相続登記変更という難問題を、もし自分で処理できれば、またひとつ成長できるというもの。
 面倒だが、外注するとかなりの額になる費用が、自分でやるともちろんタダ。やりましょう、仕事はヒマなので。