ほどよく涼しい室内で順番を待っていたら、携帯が鳴った。新規の仕事依頼である。都心に近い法務局から相手先へはすぐに着く。なんとなく胸騒ぎがし、珍しくブレザーを着て出たのが正解で、その足で打合せに向かった。
長いつきあいのある方からの紹介仕事で、相手とは初対面。担当者は、娘のような年齢の若い女性だった。
26年も細々と仕事を続けていると、こうして取引先も徐々に若返ってゆく。時代の流れに取り残されぬよう、必死で喰らいつてゆく。
実は昨日も別の仕事が入った。少し先の仕事の予約も同じく昨日入った。父の四十九日と納骨が終わるのをまるで待っていたかのように、パタパタと忙しくなった。
何となくそうなるような予感がしていたが、当たった。「そろそろ自分のことに励めよ」ということだろう。またしても自分以外の何かが後押ししてくれた。
夕方家に戻ったら、2階の仕事部屋が29度もある。あわてて窓をすべて開けたら、するすると温度が下がった。それでもこれを書いている夜10時半でまだ27度あって、窓は1ヶ所開けたまま。今日から下着を袖のないランニングタイプにし、布団も肌布団に代えた。冷たい麦茶も作り始めた。多少の戻りはあったとしても、たぶん今日から札幌は夏。
以前に「あげます」と書いたラズベリー(木苺)の苗木が2株貰われていった。単なる「ブログネタ」に終わってしまうかも…?と気をもんでいたが、書いてみるもの。
貰い手はこのブログのありがたい「定期購読者」の一人である妻の友人。お礼においしい手作りホウレンソウ蒸しパンをいただいた。初めて食べた珍しいお菓子。この味なら、立派にお店で売れるのでは?