2008年5月3日土曜日

それでいいのです

 末の息子が連休を利用して帰省中。天気次第ではウッドデッキでBBQをする気でいたが、夕方近くに急に気温が下がり、風も強いしで、結局見送った。

 去年とは息子の車が変わっていて、銀色の普通のセダン。中古車だが、1万キロ弱しか乗っていないとかで、ほとんど新車。少なくとも、20年乗っているオヤジの車よりはるかに高級車である。
 具体的に確かめたことはないけど、3人の子供はたぶん親よりも金銭的には、はるかに裕福だ。それについて別に誇らしくも、はたまた引け目を感じたりもしない。独立した立派な社会人だから、親であろうが子であろうがそれぞれの道があり、互いに干渉はしない。それでいいのです。
 ネットオークションで買った腰痛コルセットが昨日夕方無事届き、さっそく使っている。新品なので、使い心地は非常によい。おかげで腰痛は90%まで回復した。
 実は今日もまた別の品をネットオークションで買った。今度はギター補修用の「タイトボンド」という接着剤で、送料こみで530円。非常にマニアックな品だが、ネットオークションだと格安で買える。
 調べてみたら、京都の業者だった。もちろん新品で、店舗を構えず、ネットを主な販売経路にしているから価格を安く設定できる。

 この1ヶ月で3つの品をネットオークションで買ったが、以前のように「家庭にある不用品をオークションに出す」という図式から、「業者が新品を格安で売る」という形態に変わりつつあるようだ。
 テレビショッピングやカタログ通販に比べ、広告費がほとんどかからないというのは売り手と買い手の双方にとって、かなりのメリットである。うまく利用すれば、互いの経費を大幅に削減できるのは確実。今後、このスタイルが流通の大きな流れのひとつになってゆく可能性が高い。
 ただ、買い手にとっては、「ネットを使いこなせること」が大前提となる。ここが大きなハードルかもしれない。以前も書いたが、「やれる人間が得をする」時代がすでに到来しているのだ。