2008年5月22日木曜日

もう寝ます

 全部で50近くある町内の街灯が二つ同時に壊れてしまい、点灯しない。町内会の街灯保守の仕事を去年から担当しているので、時間を何とかやりくりして業者や役所、そして町内会長と連絡をとり、修理の手配をした。
 街灯の保守点検は本来行政の仕事だと私は思っている。しかし、札幌の場合は町内会がその仕事や費用の多くを担っている。どこか釈然としないが、赤字財政のしがない地方自治体だから、これもまたやむを得ないことか。

 それでも、街灯をナトリウム灯にし、申請すれば年に少しずつなら、「市に寄付をする」という形で移管できる。年間の電気代の負担や器具修理代は1/3の補助が出るとはいえ、町内会の負担はかなりのもの。申請業務に手間はかかるが、壊れた街灯は徐々に市に移管するべきだろう。

 ちなみに、電気代の補助申請や市への移管申請、街灯情報の管理もすべて私の担当である。過去の資料は残っているが、慣れないエクセルのデータが多く、修正追加業務にかなりの時間を費やした。
 仕事と父の葬儀に伴う雑事でヘトヘトだが、請けた義務は果たさねばならぬ。
 銀行預金の解約に必要な戸籍謄本は、結局地元の札幌にある分だけでは用が足らず、父や私の生誕の地である道北の幌加内町からはるばる原本の写しを取り寄せることになった。
 この結論に至るまでが、実に手間取った。銀行の窓口で尋ねても全く要領を得ず、私と同年代であろう責任者までがやってきたが、結論は、「よく分かりません、郵便局なら分かるのでは?」。
 東証一部上場の大手銀行が、全くあきれる。

 怒りをじっとこらえ、「自分で調べますので、もう結構です」と議論を打ち切った。その足で出向いた郵便局でもよく分からず、家に戻ってネットで幌加内町役場の電話番号を調べ、直接尋ねたら、ようやく事実が判明した。
 入手方法や必要書類もていねいに説明してくれて、今日ようやく手配を終えた。無能な民間企業より、役所の人間のほうが余程仕事を理解している場合もあるということ。
 今日はようやく全てがそろった遺族年金の書類を提出に社会保険事務所にでかけ、ついでに直前に東京の友人から届いた供え物の花を実家に届けてきた。
 父が亡くなってすでに2週間が過ぎたが、いまだに香典やら弔辞、供え物をあちこちからいただく。人と人のつながりの不思議さを強く感じる。ありがたいことである。

 このほか、実家近くの区役所で固定資産税の納税手続き変更をし、帰りにデパートに寄って関東の親戚に香典返しの品を手配した。
 雑事の処理はまだまだヤマを越えていない。あちこちに手配中の書類がどっと集まってきたとき、次のヤマがまたやってくる。ちょっと疲れたので、今日は早く寝る。充電しないと身体がもちません。