さて、いよいよ決算書本体の下書きでもやろうかと思っていたら、携帯が鳴る。携帯は基本的に仕事の電話しかこない仕組みになっている。もしかして、また週末がツブれるかも…、という予感は当たっていた。
今週初めに9点の仕事を納めたばかりの新しい取引先から、またまた別の仕事の依頼。来週中に2点仕上げられるかとの打診。もちろんOKです、OKですとも。
仕事は住宅だが、ちょっとヒネリのあるもの。いわゆる新規の企画物で、ありきたりのタッチではダメ。前回納品した「手描き風」、あるいはズバリ「手描き」の要素を一部、あるいは全部に入れて欲しいとのこと。
前回の仕事で手描き要素を取り入れる具体的手法がほぼ分かったので、すでにカラーのサンプルは完成していた。掲載したイラストはその習作の一部だ。
都合で小さい画像しか載せられないが、いまのところ手描き関連の要望には、このようなタッチで対応しようかと考えている。
基本的にはCGで作っているが、枠は完全手描き。CGと手描きの使用割合は、およそ7:3くらいだろうか。「手描き」などといっても実際にペンを動かす作業は最低限にし、CGをうまく利用する。
当面はニーズに応じ、「あくまでリアリティ追求タッチ」と、「ふんわりホニャラカ手描き風タッチ」の両方を使い分けるつもり。
「両性具有」は私の大きな持ち味でもあったのだ。