(ちなみに、毎日湧かす風呂分消費量の実績値、1.0~1.5L/dを含めた数値)
以前にも書いたが、我が家では年に4回、ほぼ決まった日に灯油を補給する。11/3、12/23、2/5、3/31前後で、これらの日に入れると、給油量がほぼ250~300Lの範囲でおさまり、相場よりもかなり安い価格で買えるからだ。
給油量に大きな隔たりがないので、一度に支払うお金もほぼ均等になり、家計に大きなダメージにならない。いつも同じ時期に入れることで、過去のデータとの比較検討がしやすく、断熱性能を論ずるのに極めて好都合となる。
今回で昨年4月からの灯油消費量の累計は790.9Lで、あと1回給油しても、合計1,100L以下に収まるのは、ほぼ確実。原油価格が暴騰しているが、金額の増分も、昨年よりも2万円以下で収まる見通しがついた。ヤレヤレ。
我が家の年間暖房灯油消費量は、およそ700~750Lの範囲。暖房面積は92.75m²だから、単位床面積あたりの灯油消費量は、7.5~8.1L/m²となる。
今年は7.5以下になる可能性もある。これは8年前に建て、その後特に断熱改修していない住宅としては、相当いい数値です。
ちなみに、石油情報センターによる2004年灯油消費調査によれば、北海道の一世帯年間平均灯油消費量は、1962.7L/年ということらしい。これには給湯分も含んでいる。我が家の給湯分まで含めた数値は、1050~1100L/年で、平均値のほぼ半分程度に過ぎない。
節約生活といっても、室温は20度前後。やせガマンして寒さにうち震えているわけじゃない。住んでいる私たちは少しも寒いとは感じないし、夫婦ともこの冬は一度も風邪をひいていない。
ただ、北海道人はおしなべて室温を異常に上げたがる悪い傾向がある。23~24度はないと納得しないという人が多い。はっきりいって時代に逆行する生き方なのだが、我が家でもお客様がくると寒いかもしれないと、すぐに暖房ボイラのスイッチを入れる。
暖房はある種の「お接待」なのか。この考え方がホントはいけないのかも。