2008年2月26日火曜日

仕事は仕事を呼ぶ

 昨日から今日にかけ、たまっていた事務処理と、納めた仕事の修正作業に追われた。午後3時までに6点の修正を終え、すべて再納品。修正仕事は後回しにせず、頭の中にイメージが新鮮に残っているうちに片づけたほうが効率がよく、先方も好印象を持ってくれる。
 修正を急いだわけは、昼休みにまたまた新規の仕事が2点入ったからだ。全く留まることを知らない勢いで、2月でこのペースだと、3~4月はいったいどんなことになるのだろうか?

 一昨年の秋に営業開拓した顧客からだったが、先週も2点納めたばかり。パース制作者を私に変更してから、仕事が大幅に増えたとも聞く。途切れずにどんどん注文がくる背景はそこ。
 建売中心のメーカーだが、パースのタッチひとつで、チラシの印象ががらりと変わり、集客力も相当違ってくるようだ。制作技術やデザイン力、構成力をウリにしている身としては、とてもうれしい話である。
 今朝早く、新規の仕事を納めたばかりの代理店から連絡があり、私のパースを大型看板に使うことになったが、画像を看板として拡大した実績はあるか?と問われた。
 札幌の中心部、時計台近くの某ハウスメーカー社屋の外壁に、5メートル角ほどの巨大な住宅イラストが看板として昨年の暮れまで掲げられていたが、実はあれは私の作品だった。
 通りを歩いていると非常に目立つ場所で、そのことを先方に告げると、それは見たことがあると安心した様子だった。 

 こちらも似た話だが、やった仕事が先方に気にいられると、次の仕事につながる典型だ。すでに納品済みの画像データを使うので、私に新たな仕事は発生しない。しかし、私を使ってくれた中間の代理店は、仕事がまた増えたというわけ。

「塞翁が馬」のように、仕事は新たなる仕事を呼ぶものでもある。