2008年2月21日木曜日

廃品でペンダントライト

 忙しいといいつつ、仕事机用のペンダントライトを自作した。
「そんな暇、よくありますね」って?いえ、実は忙しい時ほど、時間はヤリクリしやすいのです。

 使ったのは壊れた古いスタンドの笠。カバーを取っ払った中の反射カバーの状態がいいので、まだ使えるのでは?とふと思い、捨てずに白ペンキだけは塗っておいた。Windowsパソコンを本格的に使い始めたので、机上のライトが足りなくなったのが作り始めた直接の動機。
 コードの両端にプラグとソケットをつけるまでは簡単だが、問題は反射カバーをどう吊るすかだった。針金を加工したり、専用器具を調べたり試行錯誤を繰り返すうち、(固定するのではなく、単純にヒモで吊るせばよいのでは…?)と思い当たった。


 反射カバーにドリルで4つの穴をあけ、建材カタログについていたタイルのサンプルを使い、太めのヒモで写真のように吊るしたら、ピッタリはまった。
 ソケットの周囲にはドーナッ状の空間ができたが、光と熱の逃げ場として好都合。費用は電球代を含めて500円くらいか。
 電球は消費電力が12Wで明るさは60W相当という「電球型蛍光灯」を使った。2個で780円で入手。10年前は1個2,000円近くもしたが、二酸化炭素削減の救世主と欧米でもてはやされ、日本でもニーズが増えて1/5にまで値が下がった。
 アメリカでは法律でこの電球型蛍光灯以外は使えなくする動きもあるとか。

 電球型蛍光灯の存在をかなり以前から知っていて、自宅新築の折にも全面的に使った。このことは別サイトにある家作り記録にも詳しく書いてある。どうやら、やることが10年早かったらしい。以前にもこのブログでふれたが、おかげでかなりの額の電気代を節約している。

「エコロジーはしばしばエコノミー」なのである。