2008年2月12日火曜日

経費台帳

 確定申告書作成の第一段階がようやく終了した。いまやっているのは「経費台帳」の作成で、毎年最初にやる作業がこれである。
 消耗品や光熱費など、事業に少しでも関わりのある諸経費のすべてを項目別にピックアップし、整理整頓する作業で、一番手間がかかる。

 自宅を拠点に商売をしている関係で、ほとんどのお金が経費にからんでくる。たとえば光熱費は50%を経費として計上する。(税務署の指導に基づく)
 日々使うお金はすべて現金出納帳に記録しているが、それを科目別にまとめる作業はいつもこの時期に集中してやる。科目だけでも10種類くらいあり、各科目には最低でも30近くの細目があるから、作業は膨大なものとなる。
 最近は現金出納帳以外に銀行振込みの項目もかなりの数。これらを相互にすりあわせ、月日順に矛盾なく並べ替える。


 10年以上も前にパソコンを使った分類ソフトを自作してからは、かなり楽になった。それでもプリントするとA4版で8枚にもなる。これを基本の台帳に転記するのは手作業。いまはこの真っ最中だが、これがまた時間がかかる。
 一時期、この転記だけを妻が担当するという話もあったが、実現していない。事業形態が私一人となってしまったので、今後とも自分でやるしかないだろう。
 コツコツと瓦を積み重なるような根気のいる作業だが、決して嫌いではない。根が凝り性だからだろう。数字を積み重ねていく中で、去年の反省点やら、今後の事業方針などもぼんやりとイメージされてくるから不思議。これまで26年間、どんなに忙しくとも他人まかせにはしてこなかったが、正解だった。
 外注すると、プロで6万、アマチュアのアルバイトで3万くらいが相場と、かなり以前に知人に聞いたが、いまはどうなんでしょう?それくらいの価値はある面倒な作業であることは確か。