2025年6月15日日曜日

未だにお父さん

 今年も3人の子供たちから、思い思いの父の日プレゼントが届いた。
 長女からは花とレトルトカレーの詰め合わせ。長男からは漬物の詰め合わせ。次男からは珈琲の鉢植えと珈琲ケーキ。

 長女は母の日プレゼントが花とスープの詰め合わせだったので、今回はカレーで変化をつけたとのこと。長男は「プレゼントやお土産に困ったら、漬物を」と以前から話していたのを思い出したのだろう。
 次男はこれまでの花から観葉植物へと、かなりの変化だった。いずれも食べ物がからんでいるあたり、親の嗜好をうまくとらえている。


 父の日はこれで終わりと思いきや、夕方になって妻が買物に行き、「父の日のお祝いよ」と、鯛の刺身をスーパーで買ってきた。

 妻にとって私は夫であり、決して父ではないが、子供が自立して家を出たあとも、「お父さん」と未だに呼び続けているから、妻にとっては父のような存在なのだろう。
 そんなわけで、あえてその呼び方を否定はせず、受け入れている。