植えて5年目にしてようやく開花し、実が育って熟しつつあるジューンベリーだったが、「鳥に食べられやすい」という欠点があるらしい。
「1年目は全部鳥に食べられ、2年目からは防鳥ネットを張ることで回避できた」と某ネット情報にもある。
植えて20年が経過したラズベリーに関しては鳥の食害は皆無で、冬に枝がエゾヤチネズミの食害に、夏に葉が毛虫の被害にあった程度。それぞれ対処して、大きな問題ではなかった。
ジューンベリーとラズベリーは同じ時期に熟すため、仮にジューンベリーが鳥の食害にあっても深刻度合いは低いが、ようやくなった実が、全部食べられるのは切ない。
そこでネット情報に習って、100均ダイソーにあるという防鳥ネットを買いに行った。
目的の商品は簡単に見つかり、大きさが200cm×100cm。やや小さい感じがしたが、ひとまず1枚だけ買った。他にずっと探していたカリフォルニア・レーズンも発見。2つをカゴに入れ、レジへと向かう。
この日はメルカリが提供するキャッシュレスサービス「メルペイ」を初めて試すつもりだった。
この種の簡易な電子決済サービスには以前から関心があり、数年前に安売り店で同年代男性がスマホで軽々とペイペイ支払いをやってる場面に遭遇し、うらやましく思ったもの。
ただ、銀行やクレジットカード口座と紐づけされるのは抵抗感があり、他の手段を探していたら、出品を始めたばかりのメルカリに同様のサービスがあると知る。
幸いに必要なスマホアプリはダウンロード済みで、本人確認も終わっている。売上金残高もそれなり。あとは決済するだけで、レジに行く直前にメルペイアプリ下端の「おさいふ」から「スマホ決済」をタッチし、パスコードを入力してQRコードを表示させてあった。 100均ダイソーでメルカリが使えるのは事前に調査済み。無人レジでの精算時にメルペイを選択し、続けてスマホに表示してあるQRコードを読み取り機にかざすだけ。メルカリの商品発送手続きにやや似ているが、こちらのほうが簡単だ。
決済は期限のあるポイントが優先され、不足分がメルペイ残高から引き落とされる。利用明細はスマホアプリとPCメールの両方に連絡がきて安心できる。
帰宅後、さっそく防鳥網をジューンベリーにセットしたが、予想通り小さすぎて半分が覆いきれなかった。
もう1枚買い足すつもりで念のため物置を調べたら、遮光ネットの残りを発見。つなぎ合わせると、なんとかなりそう。
(その後、遮光ネットをつないで不足分をカバーした)
中途半端な幕切れとなったが、今年の目標のひとつでもあったメルペイ決済を首尾よくやれて満足。
メルペイは100均やツルハなど、ちょっとした小物を買う店の大半で使えるようだ。不用品の有効処分ともセットになっていて、今後積極的に活用したい。