16年使った雷ガード付き電源タップの動作がおかしくなった。赤いパイロットランプが点いたり消えたりする。雷サージによる急な負荷でガード機能が壊れると、そうした症状が出てくるとネット情報にある。
16年前に自宅間近で落雷が起こった際、電話機やADSLモデム、BSアンテナ、テラスライトなどがまとめて壊れ、後始末に追われた苦い経験がある。再発防止のため、常時通電状態のWi-Fiルーターやモデムは雷ガード付きタップを介して接続するように変えた。電話回線にも専用のガード機器をつないで備えた。
以降、常時通電状態の機器が壊れることはなくなった。固定電話は廃止し、電話回線経由のカミナリ侵入の可能性は消えた。カミナリが鳴ると使用中のPCはオフにして対処した。
折しもWi-Fi契約を更新し、真新しいWi-Fiルーターが届いたばかり。保証契約を結ばなかったため、万一壊れると被害は大きい。ただちに買い替えることにした。
いろいろ調べて、最終的には16年前と同じ100均ダイソーの製品にした。価格は220円と安いが、機能的には信頼できる。
同時に、1階で使っているPC「MacBook Pro」のACアダプタにも雷ガード付きタップをつなぐことにした。起きてから寝るまで常時接続状態で、急なカミナリに慌てることもしばしば。雷ガードをつけておけば安心だ。
こちらはヤザワのオンオフスイッチ付き電源タップを購入。(ヨドバシ通販で404円)
ACアダプタはバッテリへの負担を考慮して就寝時に毎日外していたが、端子部の接触不良を起こして壊れたことがあり、以降は電源プラグの抜き差しで対処していた。スイッチ付きなら一発で電源を落とせ、煩わしさから解放される。
実は雷ガード機能も万全ではないらしい。ヤザワの製品には「最大サージ電圧6000V」と表示があり、ダイソーの製品は「最大サージ電圧4500V」だった。数値が高いものは価格も高い。