大学の卒論(核沸騰のデジタルシミュレーション)を共に書き上げたT君から、「本修繕に関する資材を届けたいが、明日行ってもよいか?」と突然のメールがあった。孫娘にホワイトデーのお返しを届ける予定でいたが、そちらは順延可能。連絡自体が久しぶりのことで、ただちに承諾のメールを返した。
記録を調べると、メールが2年半ぶりで顔を合わせるのは3年半ぶりのこと。70歳で年賀状をやめたあと、長いコロナ禍などもあって、すっかり疎遠になっていた。
そもそも3年半前に会ったきっかけが、喪中ハガキで知った奥様の訃報。T君よりかなり若かったが、突然の病で帰らぬ人となった。
夫婦で互いに行き来し、ライブにも何度か来ていただいた仲で、まさか焼香にうかがうことになろうとは。
T君は4年以上の一人暮らしが続いていて、ときどき「元気でやっているかな?」などと妻と話していたのだった。
車庫左右のスペースは深い雪に閉ざされていて使用不可のため、翌日に備えて玄関前の雪を削って駐車スペースを広げる。車庫後部の車止めも30センチほど後ろにずらした。車庫前に横づけすれば、軽自動車なら何とか停められそうだった。
翌日の14時にT君はやってきて、誘導しつつ車の頭を少し斜めにすることで、通りの交通に支障ない位置に駐車。冬季間の来客駐車は基本的には難しいが、排雪作業後であればこの手法で何とか停められる。
本修繕用の透明ブックカバーロールや小豆などのお土産をいただき、16時半ころまで積もる話を延々続ける。健診で引っかかって以来、高血圧治療を続けていることは聞いていたが、その後軽度の脳梗塞にも見舞われ、2週間の入院治療を強いられたという。
一人暮らしでよくぞ脳梗塞の発症に気づいたものと感心したが、なんとYouTubeで「一人カラオケ」をよくやっているという。声が思い通り出ないことで受診し、発病を知ったらしい。
3度の食事もすべて自炊でまかなっているそうで、認知症にもならずに元気で過ごしている極意のようなものを垣間見た気がする。自分も高齢者街道を爆進中で、明日がどうなるのかわからない身の上。今後に向けて大いに参考になった。
本修繕用の透明ブックカバーロールや小豆などのお土産をいただき、16時半ころまで積もる話を延々続ける。健診で引っかかって以来、高血圧治療を続けていることは聞いていたが、その後軽度の脳梗塞にも見舞われ、2週間の入院治療を強いられたという。
一人暮らしでよくぞ脳梗塞の発症に気づいたものと感心したが、なんとYouTubeで「一人カラオケ」をよくやっているという。声が思い通り出ないことで受診し、発病を知ったらしい。
3度の食事もすべて自炊でまかなっているそうで、認知症にもならずに元気で過ごしている極意のようなものを垣間見た気がする。自分も高齢者街道を爆進中で、明日がどうなるのかわからない身の上。今後に向けて大いに参考になった。