2023年12月22日金曜日

ピアノスタンドを改造

 昨夜から大雪警報が出ていたが、一夜明けると雪の量はそれほどでもない。直近の石狩アメダスで20センチ、近隣土木センターでは10センチの積雪。札幌の北に位置する岩見沢では、記録的な豪雪だったという。どうやら雪雲がギリギリで北へずれたらしい。

 昨日作ったばかりの電子ピアノスタンド、揺れがどうにも気になり、妻の忠告に従って改造することにした。この種の決断、早いに越したことはない。


 天板と脚のサイズに変更はないが、双方を蝶番で固定する方法を改め、天板と脚を完全に分離させることにする。脚には補強板をつけて単独で自立可能にし、天板はその上に載せるだけの単純構造だ。
 ただ載せるだけでは不安定なため、天板の両端には垂直に木製のリブをつけ、脚の上端にはリブ受けを作って上から天板を差し込む。

 必要な箇所の分解と材料の吟味は昨日までに終えていた。今日はイメージに従って材料を切断加工し、組み立てる。
 作業は屋外でやれなくもなかったが、気温がマイナス3度までしか上がらず、無理をせずに玄関土間にブルーシートを敷いて作業場とした。


 繰り返し再利用している材料なので、汚れやネジ穴跡があちこちにあり、見た目がよろしくない。汚れは紙ヤスリで落とし、ネジ穴跡は細い木片やノコ屑をホワイトボンドで埋めるなどして補修。2時間くらいで加工は終わった。

 3つのパーツを組み立ててみると揺れはほとんどなく、構想通りにピタリ収まった。組み立てはもちろん、分解も道具なしで簡単にやれる。


 2階には机が複数あって、電子ピアノを置く専用スタンドは不要。スタンドを使うのは1階になるため、分解したパーツはユーティリティ内のボイラ横に置く。
「思い立ったらいつでもピアノ」の環境が、かくして整った。