2023年12月21日木曜日

ピアノスタンドを自作

  先日買った電子ピアノは家族に好評で、孫娘も大喜びで弾いてくれた。二つ折りで邪魔にならず、簡単に持ち運べるのが大きな利点だったが、スタンドは付属していない。
 市販のスタンドを使うにはベルトを固定するボルト穴が必要で、買った電子ピアノにはボルト穴がなく、取説には「テーブルか机に載せて弾くこと」とある。

 1階なら居間のテーブルに載せるしかないが、幅が123センチもあって、テーブルが占拠されてしまうのが問題だった。
 孫娘は床に置いたままで弾いていたが、居間の一隅に単独で置けるのが理想。市販のスタンドを買って改造するか、本体に合わせて自作するかの二択である。
 迷ったすえ、手持ちの材料をやり繰りして自作することに決めた。


 材料は以前に棚や机のDIYで多用した19ミリ厚のランバー合板。手持ちの再生材では天板の幅が足らず、2本の板を横からコーススレッドで止めるウルトラ技を適用。W180✕L1280の天板を作り出した。
 脚にはL=600の材料を使用。孫娘の身長から天板高さを530と決め、脚を横から天板に止める。不使用時は折りたためる構造にするため、天板と脚の固定には蝶番を使った。

 材料の加工は室内でやるつもりでいたが、このところ雪が極端に少なく、屋外ウッドデッキは乾いている。
 今朝は直近の石狩アメダスでマイナス13.8度まで下がったが、気温が0度まで上がった午後を見計らい、防寒服に身を固め、切り屑が発生する作業だけを手早く外で終わらせた。


 全体を室内で組み立ててみたが、脚が微妙にぐらつく。脚をL字型に補強したが、効果はなかった。
 天板と脚の固定が蝶番だけでは無理と判断。一部にコーススレッドを使って脚と天板を固定すると、どうにか使える状態になった。

 ただ、使うたびに道具を使ってコーススレッドを締めたり緩めたりするのは、実用的ではない。
「脚と天板を完全に分離して、使うときだけ天板を載せるようにしたら?」と妻から提案があり、検討を重ねた結果、どうにかやれそうな感じだ。近いうちに再改造を試みたい。(改造は翌日に終了

脚が内側に折りたためる