2011年に柱の腐食で全面的に改修工事を施したウッドデッキ柱と梁のうち、北側にある柱の一部が腐食し始めた。前回の交換補修が築後11年目で、時期的には傷み始めてもおかしくない。
洗濯物を干していた妻から「柱にダンゴムシがいる!」との指摘が先日あり、調べてみたら洗濯用物干しポールを支持するために切り欠いた斜め梁の一部が腐り、ダンゴムシの餌食になっていた。
腐食部をノコで切り取って応急処置。その後猛暑が到来し、しばし様子を見ていたが、昨日から暑さが幾分和らぎ始めたのを機に、一気に補修をした。
11年前に交換した直後の柱と梁 |
反対側の斜め梁に異常はないが、同じ構造だと切り欠き部に雨水が溜まりやすく、防腐塗料を塗ったとしても腐りやすい。そこで構造を改め、金属製金具で物干しポールを受けることにした。
手持ちの金具をやり繰りし、棚に使っていたL字金具をコーススレッドで止めて使うことにする。ときどき取り外して冬のツララ落としに使ったりするので、完全固定は不可。微妙にゆるくしてやる必要がある。
補修前の斜め梁端部 |
イメージ通りに完成し、不要になった斜め梁の端部を切り捨てる。小口には防腐剤として木酢液の原液を塗った。
結果として物干しポールは以前より11センチほど低くなったが、いつも背伸びしたり、時に台に乗ったりして洗濯物を干している妻にとっては、程よい高さであろう。
実はウッドデッキのパーゴラにも一部腐食を見つけた。遮光ネットを張る時期だったため、取り外すまで補修は先送りしている。緊急性は低いが、冬が来る前には交換補修するつもり。