2023年1月6日金曜日

価格上がって消費は減

 今冬2度目の灯油を給油した。給油量は326.9Lで、昨年同時期と比べて24.8L、7.0%の減少。
 単価は101.2円/Lで、こちらは昨年同時期の93.5円/Lより8.2%高い。今冬最初の給油時96.8円/Lと比べても4.4円/L上がっている。
 結果として支払額は33,083円となり、昨年同時期の支払額32,885円と大差ない。まあ、なんでも値上げのご時世に灯油代が前年と同じなら、よしとすべきだろう。

 灯油消費量を給油間隔で割った日平均消費量で評価すると、前年同時期が6.28L/日、2年前の同時期が5.87L/日、今回が5.94L/日となり、2年前とほぼ同じだが、昨年より5.4%も減っている

 直近5年間の石狩アメダス気象データと日平均灯油消費量は以下。

・2018.12(7.02L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日11日、日照時間74.0h
・2019.12(6.50L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日12日、日照時間67.8h
・2020.12(5.87L/日)
 月平均気温−2.5度、真冬日13日、日照時間60.8h
・2021.12(6.28L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日11日、日照時間95.4h
・2021.12(5.94L/日)
 月平均気温−2.5度、真冬日13日、日照時間82.3h→今回
 気象条件が昨年同時期と比べて悪化しているにも関わらず、灯油消費量が減少した理由のひとつが、おそらく暖房ボイラの運転法にある。

 昨年は12月中旬から1月末まで、暖房ボイラを試験的に24時間連続運転に変えた。深夜時間帯のみ燃焼温度を45度に下げる手法だったが、その効果が明確でなく、逆に電気代が13%増えてしまった。
 昨年は1月末で連続運転はやめ、0時に暖房ボイラを完全オフにし、6時から燃焼温度75度のタイマー運転に変更。灯油消費量と電気代の両面からこの運転法が最適と判断し、今冬は早めの12月中旬から採用している。

 さらには、昨年の豪雪時に建物基礎周囲を雪置き場にせざるを得なくなり、その結果雪が自然の断熱材として働き、1〜2月の灯油消費量が20%近くも減った。
 今冬は先月から除雪した雪を建物基礎周囲に意識して盛り上げている。これがおそらく2つ目の減少理由。

 3つ目の理由として、今冬から3台ある床下パネルヒータのうち、台所下のパネルヒータのバルブを100%開放から30%ほど閉めた。台所床の温度が高すぎる傾向にあり、バランスが悪いと判断。
 変更後の1階室温に大きな変化はないが、2階の午前中室温が以前より低くなった。しかし、事業を閉じてから2階で長時間過ごすことはなくなり、大きな不都合はない。生活スタイルに応じて住まいの在り方も変わってゆく。