2023年1月4日水曜日

最後の珈琲メーカー?

 12年間使ったメリタ製コーヒーメーカーがついに壊れた。
 昨年末に注ぎ口が経年劣化割れてしまい、カッターで修正して使っていたが、年末年始で大人数の量を入れた際、タンクの水が抜けきれなくなった。入れる時間も極端に長くなり、ゴボゴボと異音がする。

 調べてみると、タンクから水を吸い上げてお湯にし、上から注ぐための経路の一部が割れている。やはり経年劣化によるもので、もはや修復は困難だった。
 やむなく代替品をヨドバシ通販で見繕い、元旦に発注したら、早くも1/3には届いた。相変わらず迅速でていねいな対応に感心する。

3台目のティファール製コーヒーメーカー

 選択のポイントは自動電源オフ機能。スイッチを切り忘れても、保温状態から30分後に自動的にオフになる。
 最初に買った東芝製コーヒーメーカーで切り忘れが何度かあり、2台目は自動電源オフ機能付きを買った。物忘れがますますひどくなりそうな昨今では、必須の条件である。

 ところがこの機能を備えた製品が極端に少なく、価格とも相談して選んだのは「ティファールCM4905JP」という品。消費電力が600Wと少なめで、自動電源オフ機能のほか、蒸らしながらじっくりと抽出する「アロマモード」なるものがついている。
 まだ試してないが、紙フィルター不要で味が向上するというペーパーレスフィルター機能つき。これで5杯分600ccが落とせる。価格は実質4,923円だった。

12年使ったメリタ製(保温ポット付)

 さっそく大きなウリである「アロマモード」で使ってみた。350cc落とすのに8分かかったが、マイルドで確かに美味い。

 ところがうっかりして、ペーパーレスフィルター内に紙フイルターをセットして抽出してしまった。紙フイルターを使う場合はペーパーレスフィルター不要。長い習慣から抜けきれない。
 紙フィルターなしだとさらに美味しいはずだが、いずれ試してみる。
(翌日やってみて、同じ豆とは思えないほど味が向上した。以後、この入れ方をデフォルトとする)
 結婚直後はずっと手作業で珈琲を入れていて、コーヒーメーカーを初めて買ったのは、事業が忙しくなった39歳のとき。
 最初の東芝製は延々22年間も使い続け、2台目のメリタ製は12年間。今回の品が果たして何年使うことになるのか、いよいよ最後の品となるのか?神のみぞ知る領域のハナシなのだ。