2022年10月26日水曜日

入院時の心得

 9年ぶりの入院に際し、過去のブログ記録を参考に、いろいろと準備した。ノートPCや電子本(タブレットPC)、ラジオやテレビの情報機器類に関しては、すでに入院記録でもふれた。病室内Wi-Fiが完備していたこともあり、おおむねうまく運んだ。
 ノートPC用の交流電源アダプタを持参しなかったのは失敗だったが、妻に受付まで持ってきてもらい、ダメージは最小限で済ませた。

 記録ではふれなかったが、テレビ用に持参したイヤホンが使いづらかった。ヘッドホンまでは必要ないが、使いやすいイヤホンを事前に試すべきだった。


 洗面道具類の過不足はなく、小型容器に移し替えて持参した歯磨き、シャンプー、固形石鹸は大活躍した。8日間の入院だとホテルでくれるアメニティでは足りず、日常用では大きすぎる。小型容器は必須。
 コップはピクニック用のプラコップを2個持参。記名テープを色分けし、洗面用と飲料用とに分けた。

 洗面道具ではないが、マスクをかけるフックが見あたらず、やむなくテレビのイヤホンにかけておいた。小さな目玉クリップがあれば、タオル掛に挟んでフック代りに使えただろう。
(退院後にさっそく追加した)
 衣類は用意した分でだいたい足りたが、病院内が予想外に寒く感じたので、カーディガンに代わる厚めの上衣が欲しかった。同じ理由から、薄いインナータイツを持参するとよかったかもしれない。
 今後のことも考え、入院携行品はジャンル別に分けてリストアップし、退院後の反省を踏まえたメモを追記して保存した。


 入院直前には、家で7泊8日の留守番をする妻のために、不在時にやるべきこと、気をつけることをリストアップし、プリントアウトして1階冷蔵庫と2階の鏡に貼っておいた。
「寝る前のドアと窓の施錠」「照明とWi-Fiをオフに」「ぬか床を毎日まぜる」「週1回観葉植物の水やり」「第2日曜の古紙回収」等々、日々私の担当になっている家事雑事がその内容。
 リストのおかげで無事に乗り切れたと、妻から聞かされた。

 人生でそう何度も入院があってはたまらないが、2年後には後期高齢者に突入する我が身。ましてや、2度にわたってガンを体験した「癌サバイバー」でもある。「次がある」と考えて備えるべき。