2022年8月4日木曜日

ユニットバスの延命策

 築後23年を経て、一度も手を加えていないユニットバスの一部が傷んできた。
 給水栓周囲の壁の一部がサビて塗装が浮いている。4ヶ所ある給水栓のうち、問題があるのは1ヶ所だけ。程度はそうひどくないが、放っておくとサビは拡大する。
 壁や床の構造は鋼板に樹脂コーティングで、車の外装に近いはずと判断し、車用のタッチアップペンで補修することにした。

セロテープでマスキング

 ドリル先端に軸付砥石を装着し、浮いているサビを除去。マイナスドライバーも併用した。乾燥後にタッチペンを2度塗りして終了。

 同じ手法で、排水口の蓋周辺にある線状のコーティング剥がれも補修した。こちらにサビはなく、単なる剥がれのみ。
 ユニットバスには2色使われているが、手持ちのタッチアップペンはちょうどその中間色。微妙に濃かったり薄かったりするが、場所は目立たず、単純な補修としてなら問題ない。


 バスタブの縁にも線状の亀裂のようなものが数年前から発生していて、メラミンスポンジでこすっても消えない。てっきりクラックだと思い、同様に補修しようとまず軸付砥石で磨いてみたら、なぜかすっきり消えてしまった。
 亀裂はどこにもなく、サビやコーティング剥がれもない。どうやら経年による石灰状の汚れがついていただけらしい。

 ユニットバスは週一回ペースで入浴後にバスタブ周辺をメラミンスポンジで磨いている。壁の下半分と床は水滴をタオルでぬぐい、30分間強制換気をしている。予算不足で模様も目地もない無愛想なユニットバスだが、まだ当分は使えそうだ。