2022年8月10日水曜日

検査に追われる日々

 先月末に予約した胃内視鏡検査の日だった。今年から大腸内視鏡検査は隔年に変更となり、ピロリ菌治療後10年間は必要と指摘された胃内視鏡検査だけを毎年続ける。
 折悪しく予約の5日前に37.6度という微熱を発症したが、その後の経緯や市指定の抗原検査で陰性だったことを前日に電話すると、当日に発熱がなければ予定通り検査は実施するとの診断がある。

 予約時間は10時20分。前夜は20時以降絶食で、当日は朝から水も飲めない。起床後の体温は36.2度の平熱で検査に支障はなかった。
 10時5分前に着くと午前中のせいか、待合室はかなりの混みよう。最初に血圧測定があり、普段より高めの134/81。検査前のストレスに違いなく、終了後に測ると111/79に下がっていた。

 時間通りに内視鏡検査専用の待合室に呼ばれ、ひたすら待って、11時にようやく検査室に案内された。


 胃の洗浄液をまず飲み、氷状の喉専用麻酔薬を含んでスタンバイ。11時15分くらいから検査は始まったが、今回は昨年に比べて時間が長く、なかなか終わらない。
 医師や助手の会話から推測し、(これはなにかあったな…)と思っていたら、20分ほどでようやく終了。胃が一部荒れていて、組織の一部を採取して生検(病理検査)に出すという。

 その後医師との面談で、先月中旬に罹った胃腸炎のことを話すと、その際の炎症である可能性もあるが、ピロリ菌感染後の前癌化症状の疑いもあるという。
 胃の内視鏡検査は2016年に始まり、今回が7度目。過去にも疑わしい部分が見つかり、計4度の病理検査を受けている。いずれも問題はなく、今回もそうであることを祈りたい。結果は26日に判明する。
 12時過ぎにはすべて終わり、診察費は9,900円。病理検査があると割高になるが、やむを得ない出費か。
 先月下旬の予期せぬ胃腸炎から始まり、延々病気と病院通い、そして検査に追われる日々が続く。コロナワクチン接種の予定も控えていて、簡単には終わりそうにない。