生涯初と思える胃腸炎を機に、食生活の大幅な見直しをやった。
朝食で飲んでいた市販の野菜ジュースは熱処理によって消化酵素が失われており、胃腸の負担になることを知った。生の野菜ジュースなら問題ないようだが、毎食準備するのは家計的にも難しい。
風邪予防の目的で飲み始めた野菜ジュース、効果はある程度あったと思うが、風邪予防はアブラナ科野菜など、他の食品で代替えしよう。
結局飲物はビタミンCの豊富なアセロラジュースに換えた。1L 100円ほどで家計にも優しい。飲みすぎなければ、老化防止や免疫力強化に有効な抗酸化作用もあるようだ。
同じく朝食で欠かさず食べていたヨーグルトは胃腸に負担をかける場合もあると聞き、不定期に食べることで量を減らした。
夕食後の桃缶ヨーグルト |
深夜の空腹時に欠かさず食べていた夜食は、この際思い切ってやめることに。「食べるのは寝る3時間前まで」が胃腸に負担をかけず、よい睡眠につながるという。
だいたい眠るのは1〜2時なので、逆算すると食べるのは夜10時まで、ということになる。
長年染みついた夜食習慣を変えるのは難しく、深夜には空腹で腹が鳴ったが、最近になってよい方法を見つけた。
夕食後1時間くらいでフルーツ系のデザートを食べるのだ。生の果物がないときは、果物の缶詰にヨーグルトを混ぜるなどして工夫。
果物の缶詰は生と比べて栄養面で大きく劣るということはなく、桃缶では生よりもビタミンCが大幅に増えるという最新研究がある。価格も4号缶で100円前後と家計にも優しく、保存もきく。
食生活を大幅に変えて1ヶ月が過ぎたが、体調に大きな変化はない。逆に胃腸炎で2kg減った体重が1kg増え、早くも効果が現れた?と思わせてくれる。
夜食をやめたことで毎月の食費も減り、際限のない物価高が続く昨今、珍しく明るい材料になっている。