気温は平年よりやや低いが、風も弱く陽射しが暖かい。冬が来る前にもう一度やろうと機会をうかがっていた河畔公園利用の路上ライブ「リバーサイドsolo」をやるチャンス到来だった。
夕方の気温低下を考慮し、これまでより早めの珈琲タイム前にやることにした。
河畔公園近くの駐車場に車を停め、そこからギターと機材をかついで遊歩道を歩く。街にはゆっくりと晩秋の気配が忍び寄っている。
目的の場所は中継ポンプ場の水門がある河畔で、2回目の河畔ライブをやった川岸の対岸にあたる。散歩コースのひとつでもあり、かねてから目星はつけてあった。
気温は17度ほど。土手の遊歩道から川面近くまで下がった平地で、風の影響はない。
14時45分くらいから始め、秋から冬にかけてのフォーク系の曲を中心に、およそ40分で10曲を歌う。
「白い冬」ふきのとう
「サルビアの花」もとまろ
「冬が来る前に」紙ふうせん
「想い出がいっぱい」H2O
「ビリーヴ」井上あずみ
「ダニー・ボーイ」アイルランド民謡
「恋は桃色」細野晴臣
「時代」中島みゆき
「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス
「ロビンソン」スピッツ
このところ喉の調子がいまひとつで、ブランクも長い。歌う条件としては厳しいが、この機を逃すと今年の路上ライブはやれないかもしれず、多少無理をした。
背面にある遊歩道からの位置が低く、散策する人の気配は感じたが、聴いてくれたかどうかは不明。
パフォーマンス的には不満の残る内容だったが、開けた川面を前に歌う気分自体は悪くなく、当初の目的は達成できたと思う。