2021年10月28日木曜日

ミシンのトラブル

 孫娘の成長がこのところ著しく、先日の家族旅行では専用の大人用布団をホテルが準備してくれた。眠りながら激しく動き回るため、これまでのように母親と同じ布団では、大人がゆっくり寝られない。
 そこで年末の宿泊に備え、我が家でも孫娘専用の寝具を用意することにした。今後身体が小さくなることはなく、早めがよろしい。

 調べた結果、敷布団と掛け布団を各1枚、ほかに枕と敷きパッドを用意すればいいと分かる。
 手始めに枕と敷きパッドをトライアルで調達。トライアルで寝具は初めて買ったが、オリジナルの柔らか枕35×50センチが399円、オールシーズン対応のシングル敷きパッドが799円という安さ。これは助かる。


 枕カバーは端布で自作しようと思ったが、実は先日からミシンの調子が悪く、「目飛び」という現象が起きて満足に縫えない。
 糸くずかホコリのせいかと考え、釜を分解して徹底掃除を試みたら、直線縫いはほぼ回復した。ところが、ジグザグ縫いが相変わらず不調。糸やボビンを換えたり、下糸強さを調節したりしたが一向に改善せず、いよいよ本格修理かと覚悟を決めた。

 ミシンは1年前にネット通販で買ったばかりで、保証期間は8月末で切れている。シンガーの代理店を調べると、車で15分の場所にある。

 補修費のことが頭をかすめ、運び込む前にもう一度修理を試みようと、未練がましくネットで検索。すると、針を交換すると復帰することがあるとの記事を見つけた。
 半信半疑で#14のミシン針に交換して試す。すると、トラブルがあっさり解決して拍子抜けした。針がよく折れるため、最も太い#16に最近換えたばかり。これが不調の元凶だったらしい。

 生地に合った太さの針でないと、目飛びの大きな原因になるという。裁縫箱には薄地用の#9、普通地用の#14、厚地用の#16と、3種類のミシン針が入っていた。
 目飛びは初めての経験だったが、今後は生地の厚さに応じて、こまめに針を交換しよう。修理を外注する前に自己解決できてよかった。