カタログギフトをいただいた。お返しやお礼の品をカタログから自由に選ぶスタイルで、最近では冠婚葬祭の返礼でもよくみかける。
選べる品が多い割に柄などの選択肢が少なく、カタログギフトは苦手だった。しばし放置してあったが、期限もあるので「興味はあるが自分では買わない」という視点から、ホットサンドメーカーを選んだ。
角食を2枚使い、間に具材をはさんで両面を焼き、ホットサンドイッチを作る道具。アウトドアでブームになったが、最近は普段の食事でも使う人が増えている。
問題がひとつあり、多くの品はアルミ製でIHヒーター不対応。カタログの品も例外ではなく、一度はあきらめたが、IH本体に付属のラジエントヒーターなら焼けるのでは?と思いついた。
ネットで調べると、成功している人がいる。電波を使わない電熱器のような仕組みなので、アルミ製でも問題ないのだ。
依頼した品が届き、さっそく試す。食材は本来の角食ではなく、何とご飯である。BBQの最後に焼きおにぎりをするが、それに似たものがホットサンドメーカーで作れそうな気がした。
まず内側にテッシュで薄く油をひく。片側に冷ご飯を盛り付け、ふりかけを全体にかける。家庭菜園の山東菜を細かく切って散らし、溶き卵を上からかけて蓋をした。
ラジエントヒーターで片側1分ずつ、計2分ほど焼き、蓋をめくって醤油を刷毛で両面に塗る。さらに片側1分ずつ焼いて終了。
昼食として食べてみたが、なかなかいける。ふりかけは必須だが、山東菜は不要だった。鮭フレークやちりめんじゃこ、干しエビ、海苔、味噌などの具材も合いそうだ。
餃子をホットサンドメーカーで焼く人もいる。焼きそばやスパゲティにも使えるかもしれない。楽しみながら料理の幅が広がる予感。
午前中、妻と共に少し離れた隣区の地区センターで住民集団健診を受けた。先月末に近くの地区会館に出向き、コロナ禍で中止と知って困っていたが、いろいろ調べて市内であれば別の区でも受診可能なことを知り、ようやく探し当てた。
9〜11時の受付で、混雑を避けて10時20分に会場入りしたら、ガラガラに空いていて待ち時間ゼロ。尿検査、血液検査、血圧測定、胸部レントゲン撮影など、一通りやってもらった。
大腸や胃、肺は定期的に精密検査を受けているが、主治医は集団健診も受けるべきだと勧める。そういう年頃なのである。