前日に届いたばかりのカーナビのテストをかね、 車で30分強の札幌運転免許試験場まで免許の更新手続きに行ってきた。
これまでは優良運転者でも30分の講習が義務づけられていたが、70歳以上になった今回から、事前の高齢者講習を受けて受講修了証を提出すれば講習は免除され、手続きは簡単になる。
高齢者は窓口が空いている14〜16時の手続きを推奨されている。13時半に家を出て、40分ほどで試験場に到着。
初めて本格運用となったカーナビの使い心地はまずまずで、音量が大きすぎるほどの音声案内が分かりやすい。事故多発地帯や走行すべき車線の音声案内まであり、実に親切なことである。
付属していたサンシェードはセットせずに走ったが、画面が明るいので陽がさしても特に問題なかった。
更新は5年ぶりだったが、幹線道路経由で正門から入った記憶がぼんやりとあった。ところがカーナビは手前の細い道を右折せよという指示。
通り過ぎてから気づいてUターンして従ったが、帰路に確かめたら距離的にはわずかに短いだけで、明らかに幹線道路から入るのが安全で分かりやすい。カーナビにこの種のミス案内があることはよく聞くが、いきなり遭遇した。
試験場はガラガラ状態で、前回とは様子がかなり変わっていて戸惑った。最初の手続きでATMのような機械に免許証を差し込むと、プリントアウトされた書類が自動で出てくる。
以降の視力検査と写真撮影はさすがに人力によるアナログ作業。どちらも待たされることなくトントン進み、発行まで正味25分くらいで簡単に終わった。
これまでの免許証はパンチ穴を開けて返却してくれたが、新旧の写真を比べると、5年の月日でゆっくりと老いが進んでいる自分を感じる。